10月10日 木曜日 曇り
昼食を一時帰国中の翻訳家と会うことになっていたので、出発。午後からの学会も気になっていたが間に合わなかった。枚方でカレードリアを食べた。数年ぶりの友人に「天才じゃないの！？」と素で褒められてうれしい限り。もっとも前々から「信仰のかたち」が似ている人だと思っていたので、そもそも共通点が多いのだろう。
夕方、船員の友人が帰阪しているというので会う。贔屓の喫茶店では秋メニューへの転換。「シーズナルブレンド」、声が出るほど上手かった。
その後、共通の知人に会いにいくという船員氏らに付き合い、期せずして大阪観光。夜の道頓堀を歩くことはないので、大変興味深い時間だった。
難波のド真ん中にある神社が「出世」と「水子」を掲げているのは宗教学的・社会学的に興味深い事例である。神社に土地の人々の願いが収斂するものならば、ミナミに出世と水子への願いが束ねられて祈りとなっているのは、ある種の必然性があるのだろう。
遅めの夕食は、ジャーク・チキンを食べた。鶏肉をしっかり漬け込んだスパイシー。うまかった。帰洛し、なんとなくB'zのDon't leave meやMOTELなど懐かしの曲を聞いて、数年ぶりに会った友人に渡すために文章を直して、だらだら過ごし朝4時過ぎに就寝。
