どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

仕事、研究、固有性とか

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11月14日 木曜日 快晴

 10時には起床。13時前には出発して14時半前に贔屓の喫茶店へ。昨日ゆっくりしたので、頭もスッキリしている。仕事せねばならない。金のからあげ屋にて、タコフライを購入して、まず下読みの仕事の中間報告を作成。その後、明日の予習として一章を読了。このあたりで力尽きてきたので、夕食はハンバーグ定食を頼み、帰りに『さよならローズガーデン』2巻を買って、20時過ぎには帰洛。

 あまりに寒いので驚くが寒波が来ているらしい。最低気温が6℃はさすがに真冬ではないか...。超自然を12時前までに見て、下読みの報告書を直して提出。明日から火曜の発表までの予定を明確にして、ブログを更新。

 気がつけばもうすぐクリスマスである。早いものだ。4時前には寝た。

  ところで、余談ながら、現在、大嘗祭が行われているという。ぼくは、政治/経済/法などの分野――社会科学とは距離を取るノンポリである。ノンポリだから時勢については、妄言的に考えてしまう。

 また、海外生活で挫折した、典型的な日本人男性なので、ぼくはナショナリズムに偏っている。だから、「日本の固有性」のようなものばかりを考える。言い換えれば、政体ではなく、文化や言語を含む広義の「国体」を考えている。「日本」と名指されたものの「実体」とは何なのか。そういう観点からいって、個人的には、今回の即位関連の出来事は期待外れだと思っている。

 最近、景教がらみで、佐伯好朗の言葉を目にしたが、時機に適うので引用しておく。バッヂ『元主忽必烈が欧洲に派遣したる景教僧の旅行誌』の邦訳、佐伯による序文である。

「本書の初版が刊行後数年にして絶版」「軍国多事の重大時局下にあって本書の再販が充計せらるる如きは、大日本帝国臣民として生を 聖代に享けたるものの光栄にして著者の面目これに過ぐるものはない」「皇国三千年の歴史」「元寇撃滅の決戦が支那朝鮮は勿論、全欧州諸国等に及ぼしたる影響と世界歴史的の意義とを一層明確に把握し、所謂西欧基督教対支那思想問題に関する認識を是正し 皇国臣民としての重大使命に対する各自の本分を一層深くかつ明らかに自覚し、戦線銃後共に一団となり一億一心、全身全力を挙げて聖戦完遂のために国民的責務を遂行するの一助となることを得」「茲に重ねて謹み慎みて恭しく広大無辺なる 皇恩に対する感謝と感激の徴衷を表し奉りて序文となす」

 愛国者たるもの、これくらい踏み切って頂きたいものである。公式ではなく、民間による即位祭典などは酷いものだった。悪く言いたくはないのだが、あのような形では、むしろ王家に対する侮辱ではないか。正当な愛国右翼ならキレるでしょ...というのが、一瞥の感想である。

 一方で左翼もだらしない。せめて同じ動員数のデモの一つでもやって見せれば良かった。火炎瓶を投げるくらいの気概を見せてほしい。ついでに、左翼とは関係ないが、北朝鮮もだらしない。まさしく「テポドン東京」というタイミングだった。しかし何も起こらなかった。

 総じていえば、「ベタな参与の仕方」以外が忘れられて、または放置されてしまっていることが退屈だなと思った。無論、事件も事故も何も起きなかったことは素晴らしい。関係各所、現場の努力の結晶である。犠牲者が出ないことは良いことだ。王の戴冠を下賤の草の血で汚すこともあるまい。とはいえ、古来より王の戴冠とはそういうものでなかったか。

 どうでも良いことであり、呆れて語る気にもならない話題だが、これについての教会関連の反応も話にならない。憲法改正するならば、日本国憲法を書き直さなくてはならない。この点、大塚英志が筋が通っている。もっとも、それが可能だとはとても思えないのだが。

 ノンポリのダメな人間として思うのは、今回やるべきは、謹製センチュリーが極秘裏に開発された空飛ぶ自動車として2mくらい浮いて、浮いたと同時に、民草が平伏し、天皇が日本国憲法を詠唱、皇后が国連憲章を朗読することではなかったか。その後、日本と世界の安寧を祈り、即位を布告し、三権の長が出て来て、日本バンザイ、地球バンザイ、宇宙バンザイ、くらいやってほしかった。

 王家の人権を制限し、神秘化しているのだから、それくらい神秘化し、偉大さをアピールすべきだと思った。全くどうでも良い話であるが、言語、文化、宗教という意味での「日本の固有性」を考えるなればこそ、そう思うのだ。これくらいの大風呂敷を広げられないでどうするのだ。

 以上は痴れ者の戯言である。