12月14日 月曜日 晴れ
朝、少々腹の調子が悪い。院生氏のが感染ったか…。ハーフピザの残りをかじり朝食とし、ブログ更新。あと気付いたが影鰐のDVDが出るらしい。何かコメンタリとかついてるなら欲しいな。安いし嬉しい。早めに動けば良かったのだが、演習に出るための論文読みと要約。雑なことになってしまった。最大の義務を終えたので、ちょっと呆けている。急いで原付に乗りながらみた空は夕暮れの薄いかぼちゃ色で、淡い冬の色だった。
演習後、助教のフリによって帰省の話題になった。僕などは実家を離れて随分と経つので、あまり何も思わないが、クラスに出ているJDSなどは早く帰りたいらしい。ミッション系の大学出身だそうで、クリスマスは休みなことに慣れてるんだとか。なるほど、確かにミッション系の大学だとそうだろうな。
助教と飯を食いに行く途中、院生氏にあったので3人で夕食。食後外に出てふと思った。学べど、学べど、わが頭賢くならざり。働けど働けど、暮らしが楽にならないのとどちらが良いのか。生きることは四苦八苦とお釈迦さんはいったらしいが、言い得て妙である。
帰宅後、親戚ちゃんよりチャットが飛んできた。このギリシャ語を判読できるか、とのことだったが、聞くところによると専攻にしている思想家のギリシャ語の造語なんだとか。いや、造語は僕には無理っすよ…。思いつくものを送ってみたが、あちらも同じことを思ったようである。ざっと洗ってみたが、存在しない単語？らしいものまである。それを聞いたらどうやら誤植の可能性があるらしい。誤植の場合はお手上げっすな。自分より能力のある人を心配する必要などないのだが、ぜひ体調に気をつけて修士論文を提出して頂きたい。
明日は古典語クラス。今週、指導教官は外部での講義に出かけているので、金曜日の古代思想で以て年内は最終となる。もっとも年明けの月曜は授業だし、火曜は古典語のテストである。さらに提出物が3本ほどあるので、あまり悠長なことは言っていられないかもしれぬ。とくに古代思想のレポートは何を書けばよいのやら…。
帰宅すると先日亡くなったホタルの墓の人の文庫本が届いていた。著作だと思ってポチったら著者編だった。イスラエル在住の旧約学者がSNS上で薦めてくださったので読もうと思った。演習やクラスに出ていても思うし数少ない友人たちとの会話でもいつも思うが、自らの教養の無さを感じるばかりである。悔しいとは思わないが、ただただ距離があるなと思う。でも、知らないことを知るが楽しくなりつつもある。良くない傾向だ。晩飯を食べてネットを流し見。なんと映画インディペンデンスデイの続編が公開されるらしい。しかしハリウッドはセメなのかウケなのか考えさせられる。責められて倒すというのは、なるほど誘いウケか。もはやアメリカ人のフロイト的何かな気がしてくるけれど、とにかく、宇宙人とかメカとは好きなので期待である。
