1月20日 金曜日 晴れ
起きていたので、そのまま全世界の注目とともに米国大統領就任式をみた。8年前オバマ当選の夜、僕はあの国にいた。ヘリで去っていくオバマをみながら、彼の国でも此の国でも時間を経たことを、ただ静かに思う。時代は変わったのだ。21世紀のかたちが見え始めている。日本での民主党政権樹立、オバマ当選の頃は、まだ明るい21世紀への見通しがあったように思うが、結局、9.11、3.11、ISに象徴されるように、21世紀は混迷極まる時代となった。19世紀の帝国主義時代から、二つの戦争を経た20世紀の反省、近代民主主義の名の下に肥大化した多国籍企業への揺り戻しとしての現在だと思う。ヘリで去るオバマ夫妻を見ながら、ただ溢れては消える様々な感慨に身をまかせた深夜二時半。8年前かぁ。
トランプ就任演説も聞いたが、なんというか、なるほど。米国の友人たちは賛否両論、分断している。象徴的だ。基本的には、暗黒邪悪なヒラリーよりも愚かで俗物ではあるがトランプのほうがマシといった様相。米国民ではないので何をいっても仕方ないのだが、なるほどなぁ。
朝、メール返信など雑務。今晩より明日京都であるイベントに備えて友人が泊りに来る。その彼に会いに、別の休みの友人が上洛してくれたので、彼と学食にて昼食。明日はメイドさんの誕生日イベントでもあり、御屋敷でフィリピンから帰国中の友人に会うので、ビールを一本購入した。その後、図書館で来週の研究室予約。意外に空いていた。つか、学部生は試験間近か。
友人と帰宅して片付けて、宿泊にきた友人の到着を待って、晩飯はカツカレーを食べにいった。あとはダラダラ家のみ的時間を過ごした。
