2月3日 金曜日 曇晴れ
ネットで流れてきたハシビロコウ、ずっとハシビゴロウだと思っていた。そしてクラッタリングという単語を初めて理解。人間が飼うと攻撃性が増し、加齢によって金色の目が青色になっていくとか、いろいろ興味深い動物。一つの動物を追いかける学者人生って羨ましい。
なぜか、かつ丼食べたくて10分ほど歩いて入った店が昭和全開だった。老夫妻、息子、バイトのおばさんが迎えてくれた。店主らしき爺さんはテレビで節分豆を投げる力士に連動して、手を降り声を出している。昼のワイドショーはいらないけど、こういう店が落ち着くようになった。自分の加齢を感じる瞬間である。かつ丼旨かった。
夜、読書会関係の皆さんが節分祭に行くというので、お炊き上げの火柱見たさで参加。凄まじい人出である。東京の満員電車よりはマシだろうが、中々やばい。しかしながら、大晦日や二年参りの原風景がここにあるように思う。初めて来たのに懐かしいのだ。おもしろいものである。
あまりに人が多いので、座れる場所もなさそうだしと読書会の皆さんから中座して研究室へ避難。その前に、佐世保バーガーのミニを食べて、焼きそば、唐揚げを少しずつ。宗教性とは結局、超越への感度の問題だなと思った。これで明日、道のゴミがなくきれいだったら日本人すげーと言えそうだが、たぶん汚いのだろう。珍しく、かつ良いものを見れた一日だった。