どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:廃棄書籍、時代祭の、サンマルクにて

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12月29日 金曜日 くもり

 午前中、研究室で所用あり学内へ。廃棄書籍と本棚を引き取るのだが、その運び出しである。運搬は3日の深夜になるのだが、その際に僕が入れる場所へ移動しておこうという算段である。思ったよりも早く終わったので戻って、少しネット。

 午後、近所に出てくるというネット仲間と面会。平安神宮近くに最近出来た土産物店へいって、甘酒を飲んだ。うまい。その後、三条まで歩いてバーガーキングを食べて、本屋へ。少女終末旅行の続きを買った。語学が気になる人ということで、語学コーナーへ。僕もブラッシュアップせねばならぬ。ダイエットもそうだが、2018年の目標のひとつである。もっとも目標を立てても達成したことがないので、立てるのをやめて久しい。たぶん20年くらい新年の抱負などという無意味なスローガンは掲げていない。生来の怠惰なのだ。しかたない。

 本屋にて、夜、会うはずだった友人とちょうど会った。5時からに変更ということになっていたので、良い機会でサンマルクにて近況報告。一万字原稿についてのアウトラインを話し、ご意見をたまわった。参考になり、その後、長崎ちゃんぽんに立ち寄った。なんでも義妹の旦那がエジプト人になるらしく、明日会うのだとか。エジプトといえば、ムスリムかコプトかと思ったが、より世俗的な普通の人らしい。興味深い。友人は某財団の事務をしているが、本当に忙しいようだ。可能なら、やはり教授職になったほうがいいのになと思った。

 帰り道、ふと思い立って久しぶりにブックオフに立ち寄った。研究主題とも関わるのだが、たまたま見かけた本が古本であったので100円で買った。

 帰宅後、歩きすぎたのか腰が痛いなと不安になりつつ、痩せねばと思った。あと、バスク語の話を思い出したので、少し出典をつまびらかにした。その後、漫画を読み、ブログを更新。明日は宿直仕事である。明後日は大みそか。部屋の片づけと原稿は終わるだろうか。

 バスク語と悪魔についての冗談めいた話は、司馬遼太郎『南蛮のみちⅠ 街道をゆく22』朝日文庫1988年が出典である。手元にあるのは、新装版であり、以下のようにある。

司馬遼太郎『南蛮のみちⅠ 街道をゆく22』

朝日文庫、新装版2009年143頁:

神様がやっとの思いで悪魔をつかまえた。こんどこそは痛い目に遭わせてやるぞ、とさまざまな罰を課したが、悪魔は平気の平左で堪えた。ついに神様は一案を講じ、"三年間、岩牢にとじこもってバスク語の勉強をしろ"というと、悪魔は真青になって平伏した……。これによってみても、バスク語専修を命ぜられた神学生がいかにつらい思いをしたものか、察せられる......

また検索すると天理大学のものが出てくる。

天理大学『Clear Sky no.13』22頁以降:

バスク語は、他の欧米言語との共通点の少なさゆえにインド・ヨーロッパ系言語話者には習得が難しいとされる。小説家の司馬遼太郎は、『街道をゆく』の中で、ローマの神学生の間で創られたバスク語学習にちなむ「神話」として、神からどんな罰を与えられても全くひるまなかった悪魔でさえ、3年間岩牢にこもってバスク語を勉強する罰を課されると神に許しを乞うた、という話を紹介している。また、「悪魔がバスク人を誘惑するためにバスク語を習ったが、7年かかってバスク語て覚えたのは『はい』と『いいえ』だけだった。」というジョークもある程である。

出典関連のリンクは以下。


天理大学PDF:

http://www.tenri-u.ac.jp/clear/dv457k0000000eat-att/q3tncs00000x7cwl.pdf

以下の旅行記も興味深いのであとで読みたい。

Hasta La Victoria Spain紀行【前編】 バスク編① 序

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