どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:免許更新、国家、書類

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1月18日 木曜日 くもり

 昼前に出発して運転免許試験場へ。約二年前に一度の駐禁、一年前にスピード違反をしたのでゴールド免許は遠くになりにけり。いずれも原付であるが、この国において、もっとも有効かつ簡潔なIDが免許証である。失うわけにはいかないので、面倒であるが、更新にきた。

 試験場では国家を感じた。ひたすらランダムに人々が集まっている。性別、地位、学歴、年収、あらゆる要素は関係なく、免許を所持している人々が失効しないためにここへ来る。持たずに運転すれば、もれなく処罰対象であるのだ。

 普段、自分が接している人間関係の狭さを実感する時間であった。

 講習は二時間であるが、普段、講義やら研究発表を聞いている身としてはすぐに過ぎていく時間量であった。刑法が過去の罪を罰し、行政措置が未来にわたる危険運転者を一定期間排除し、民事が現在の問題を扱うというのは、この国の法体系における時間論を示す何かなようでいて、興味深いと思った。

 あと啓発ドラマのタイトルが「償いの十字架」であることも興味深いことであった。安全運転に気をつけたい。なんとか黄金免許に戻りたいものである。それと講師の話法が上沼恵美子だとあとで気づいた。

 帰宅は阪急で。久しぶりで、新鮮だった。学内へ向かい、必要書類をそろえて提出。ちょっとした翻訳仕事(雑用をおおいに含む)であり、有難いことに、まあまあの額をいただけるようである。

 夜、ここ最近ひたすら書いていた原稿の打ち合わせ。素材の配列について編集からの良い助言を受けた。また理論的裏付けについて考えたが、一定の結論が出たように思われる。