どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:眠い、仕事、本作り

3月14日 水曜日 晴れ

 昨晩、余韻もありだらだらと朝5時まで起きていて、目覚めたら昼を過ぎていた。どうやらホーキング博士が永眠されたらしい。requiescant in paceである。いま神と会って何を思うのだろうか。

 昨日、編集氏とやり取りしたことで、多少さぼり過ぎたかも知れぬと反省の思いもあり、原稿上司と折衝。とりあえずの妥結案を出して解決となった。予定よりは遅れたが、贔屓の喫茶店で論文を書くべく出発。が、どうにも頭が痛い。とはいえ、やらねばならないので資料を精読。途中で良い案が浮かんだ。冴えている。しかし電車の中が暑い。

 到着後、浮かんだ案をいかに使うか考えた。やはり本腰を入れて考えねばなるまい。改めて字数を確認したところ、脚注込みの二万字である。全面的な分析を加えれば、なんとか字数に足りるだろうか。まあ降りるよりはマシなので、やろう。

 ということで、7時半過ぎくらいまでダラダラと作業をし、夜、原稿依頼のために批評家氏を映画へご招待。ぼくは二回目となるが「水のかたち」を最視聴。二回目にして気付いたが、やはり最初は映像のインパクトに押されて、言葉が入って来ていない。二回目を見ると、台詞回しの妙が分かってくる。自分の認識の仕方を反省的に知る機会となり面白かった。

 閉幕後、深夜までやっている喫茶店へと向かい、しばし話す。夜の三条商店街は叡山電車が走りそうな雰囲気である。批評家氏より、とりあえずの評価を伺い、なるほどと膝を打ち、もう電車もないので歩いて帰宅。夜は寒い。

 某社編集氏と久しぶりに話して、本作りはプラモデル製作に似てるんだなと思った。目をみはるような設計というか。いろんな角度からみて、おおーかっこいい!みたいな文章の塊、つまり作品をつくるところに醍醐味がある。腑に落ちる姿勢と視点だった。批評家氏の文章もきっと良いものになるであろう。まだ見ぬおもしろい文章を編集・書き手として求めたいなと思う夜であった。