どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

Prosit!、学生時代、三軒目のち四時過ぎ

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4月13日 金曜日 晴れ

 3時半くらいに寝て10時頃に起きた。とりあえず論文を書かねばならないので、ざっと書いていたら、まさかの異世界居酒屋のぶ正午配信だった。畏友より知らされたので作業中断、寝る前に読む原作に癒された頃を思い出しながら笑って泣いて観た。

 アニメ版は中高生にもわかる設計だし「のぶ+」料理講座は作ってみたい。なぎら健壱の煽りがうまくてムカつくレベルである。声優も音楽も良い。原作に負けず劣らずの飯テロアニメ爆誕!唐揚げくいてえええ!チキン南蛮んん!となった。

 テレビテロップのような作りも含めて日本SUGEE番組として、おそらく間違いなく叩かれるだろう。しかし、複数言語で全世界ネット配信という形態が、そのローカリティを克服すると思われる。Netflix、Amazonしかし、映像産業の最前線は、もはやテレビではないのである。思想家・東浩紀がいうように観光の時代であるならば、まさしく、観光的な作品作りとなっている。つまり、キレない日本人が唯一我慢ならないのがメシであるなら、この飯テロアニメは文字通り日本性の宣言でもある。Beyond 2020というロゴに込められた哀惜の向こう側には何があるのだろう。そこのために、いま何ができるのか。復活祭の先へ、八日目の朝の光が差し込んでいる。

 何にせよ、大好きな作品なのでアニメ化が嬉しい。つか、おでんと唐揚げ食べるしかないな。もう、これ毎週次回の品を用意してオンラインで画面前晩酌しかない感じある。

 ということで感動も一入、論文作業を贔屓の喫茶店にて行おうと出発。が、畏友の作家氏がどうやら帰阪しているらしく、来るという。それならばと同席した。

 ちょうど人の少ない時間帯ということもあって、せっかくなので原作者とともにアニメを見てオールフリーで乾杯、文字通りprosit!である。

 夕刻、仕事を終えて東京から来ている編集者と会った。が、それ以上に、作家氏と編集氏をつなぎたいと思っていたので、よい時間となった。何かにつながっていくといいな。

 電車にのり急ぎ帰洛。編集氏を伴い、木屋町の海鮮バルにて批評家氏など友人を彼に紹介。編集氏とぼくをつないだ報道記者も参加し、京都らしいバカバカしい夜がふけていく。二軒目は、京都で最も有名なバーの弟子筋さんに久しぶりにご挨拶。京都に住むことの何がよいか、というような話をした。

 深夜2時、編集氏と別れた。報道記者が学生時代に店内で全裸になりUNKして殴られた話や、編集氏が全裸でABCを形成する合気道部員に「へぇ~、合気道部でもアルファベットわかるんだ」といった話に爆笑しながら別れた。編集氏の報道記者への別れ際の挨拶は「うるさい、死ね」だった。

 三軒目、ド深夜まで開いている有名な中華へ。壊れた電光掲示板がもはやブレードランナーである。白白と問答無用で世界を照らす蛍光灯の下、頭の可笑しい辛さの夜食。さすがに、あまり食べれなかった。四時半頃だったか、家にたどり着き就寝。いまだ深夜の京都は冬のひと踏ん張りを残しており、寒かった。夜は春と冬の境目である。

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