どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

2日分:R.I.P.コーン博士、仕事に追われ、早朝?

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4月30日 月曜日 晴れときどき曇り

 午前中まで仕事。朝みたニュースによると、先週末、土曜に「黒人神学」の提唱者ジェイムズ.H.コーン博士、逝去とのこと。享年79歳。米国ユニオン神学校が発表したというのでHPへ確認しにいった。本当だった。コーン博士は解放の神学者として、現代神学では必須の名前であり、神学的巨人である。邦訳は『イエスと黒人革命』『解放の神学ー黒人神学の展開』『抑圧された者の神』『黒人霊歌とブルース アメリカ黒人の信仰と神学』があり、最近では『十字架とリンチの木』がある。黒人をめぐる現代アメリカ思想においても、碩学といえる。ご家族の慰めを祈りたい。

 午後、贔屓の喫茶店にて昼食。そしてまさかの贖宥状をげっと。もともとコミケで売られ、その後、ヴィレバンで商品化されたと聞いていて、買おうと思い忘れていたが、まさか入手できるとは。ぼくがキリスト教徒であることを思い出し、友人が買ってくれたのだ。笑わせてもらったので積極的に免罪符を発行していきたい。

 帰宅後、原稿を作成。連勤やら文字ドカタやらで、かなり疲れているが、とにかくすべて終わらせねばならない。夜9時、ちょっと疲れたので、15分か2時間もすれば起きるだろうと思って横になった。が、そのまま朝まで寝てしまった。

黒人霊歌とブルース―アメリカ黒人の信仰と神学 (1983年)

黒人霊歌とブルース―アメリカ黒人の信仰と神学 (1983年)

 

5月1日 火曜日 晴れ

 世間様はGWということで休みだが、そもそも休みと仕事の区別がない生活を何年もしているので、よく分からない。しかし、今週は日月、火水と宿直であり、木金と友人が泊まり、土日が再び宿直である。その合間をぬって、とにかく原稿を終わらせる必要がある。仕事に追われている。

 で、昨晩、あまりに疲れていたのか、起きたら朝5時40分くらいだった。なんだかんだと過ごして朝7時半頃、近所のパン屋へ朝食を買いにいったが街は普通に動いている。普段、自分がいかに世間様からズレた生活をしているか実感する瞬間である。まあ、特段、通勤せねばならないわけではないので、仕方あるまい。

 ニュースを流し見て「シルル紀仮説」の「シルル/Silurian period」が音感的にトールキンの「シルマリルの物語 /The Silmarillion」元ネタか思ってとググると、wiki先生いわく『1835年にイギリスのロデリック・マーチソンがウェールズの古民族名「シルリア族」より命名した』地層とのこと。JRRトールキンさすがである。

 明後日、友人が来るので、それに備えて本雪崩を片付けている最中、まだ読めていない本の一節におもしろい部分を見つけた。

 ピオ神父というのは、生前から数えきれないほどの病の癒しを行い、現在のイタリアで絶大な人気を誇るカプチン修道会の聖人である。そもそもその僧を有名にしたのは、十字架にかけられたキリストと同じ場所に傷ができるという聖痕現象だ。(中略)司祭になったばかりのカロル・ヴォイティワというポーランド青年が告解に訪れた。「あなたは教皇になるでしょう」と告げ、青年司祭を驚かせた。やがて、この司祭はクラクフ大司教となり、三十年後、誰もが想像だにしなかった異例のポーランド人教皇、ヨハネ・パウロ二世となった。そうした評判は、南部プーリア州のガルガーノ半島にある灌木に囲まれた山村、サン・ジョヴァンニ・ロトンドに、忽然とピオ神父の一大聖地を出現させた。関西国際空港を手がけたレンツォ・ピアーの設計によるパードレ・ピオ教会は、空港と見紛うばかりの七千人を収容する現代建築で...。


島村菜津『エクソシストとの対話 』講談社文庫、2012、25頁。

 興味深い逸話である。午後、本日の宿直番なので仕事へ向かった。職場へ行く前に贔屓の喫茶店に立ち寄り、その後、買い出しを先にすませた。リクエストがあったので冷麺をつくった。が、メモに書かれていなかったので錦糸卵は用意しなかった結果、それが微妙だったらしく利用者氏が少々不穏な感じになり、それでぼくも不穏な感じになってしまった。疲れていると良くない...。ちょっと反省である。

 加えて、正社員である友人が「有給は取るもんじゃない」と経営側に詰められており、これはさすがにやばEと思った。

 夜、なかなか物音も多く、何度も目覚め、あまり眠れない。間違いなく寝不足になる‥‥。

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