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玉音放送、機影の行方、編集と会う

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8月15日 水曜日 雨

 昼前に起き、ネットでやっていた同時刻玉音放送を視聴。当時、そもそもこれを聞けなかった帰還中の人々もいたし、聞いても分からなかった人もいただろう。なんというか興味深い。

 毎年、この時期になるとアメリカで目撃した機影を思い出す。上掲写真がB17なのかB29なのか、それとも別のものなのか、考える。メモによれば、2009年7月18日(土)に、ピッツバーグ上空を旋回したはずの機体である。一緒にいた軍卒は、B29だといっていた。隣のオハイオ州から整備飛行でたまに飛ぶんだ、と。たしかにデントンには空軍博物館がある。

 しかし、機影からみるに、スーパーフォートレスではなく、フライングフォートレスだと思う。デントンには、後者もある。米国に移住したミリオタの友人いわく、これはB17で間違いないとのこと。なるほど。

 1549年8月15日、ザビエルが来日。約四百年後、1945年8月15日の玉音放送。遅れた近代化とキリスト教の受容、「八月十五日」の神話が、盛夏の陰に揺れている。護衛機含む500機の大編隊が、日本各地を焼き払った。祖父は、呉の海軍兵学校でいまだ訓練中だった頃に、何度、これらの機影を見たのだろうか。新盆、初盆ということを知らず、実家には戻らなかったが、祖父をぼくなりに偲んでいる。ブルトマンの非神話化も、こんな日には少し役に立つかと思った。

 午後、某イベントの録画を視聴。著名人の発言に、いたく腹が立った。一番よくないパターンのエリート主義である。こいつはダメだな...。

 夜、夕食を一緒にと、東京から来た編集者に召喚されていたので、三条へ。回転寿司とクリームソーダを奢ってもらい、企画案と今後の予定について詰めた。良い編集者だと思うし、良い友人を得たと思った。「薄い本でわかるイラク日報」のような尖った面白い本を書きたいし、つくりたい。

 帰宅後、本にはならなさそうなテーマについては同人誌として出したいが、きちんと資料買って読んで、調べてやるとなると問題は金である。折しも、一昨日までは売っていて迷っていた本が、今朝には売りきれており、何とも言えない気持ちになった。

 また、日常的に、この日記をつけ、仕事のために読んで書き、研究のために読んで書くと、これ以上、文字に触れる気力が残っていないことも分かった。ただ疲れて寝てしまう。

 深夜、そんな思いで悶々として、畏友作家氏と談笑し、勇気づけられた。そう、最近、読んで書くという生活への欲望が芽生えている。また贔屓のネットラジオがちょうど始まったので、それを聞いて寝たら4時前だった。

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