1月13日 月曜日 快晴
仕事明け。少し職場で休ませてもらい出発。古本屋で『「いへ」の理念と世界観』『ルネサンス修道女物語』を購入しようか迷って、後者を手に入れた。著名なレズビアン修道女の裁判記録である。
季刊『日本思想史』の研究がらみの号の論文を読んだ。『汝達、世界をめぐり、諸の御作のものにエワンゼリヨを弘めらるべし』(バレト写本)とは中々味わい深い名訳である。海老沢有道いわく『布教地の国情・民情、思想・文化の理解と分析が必須の前提条件であり、その上に立ってキリスト教がそれらと如何に接触するか……既存思想ないし文化を媒介として、その教理を説くか。如何なる度合いまで、既存の社会的諸条件に適応するか……教育・文化活動、社会改良運動を展開するか』ということが宣教の課題であるが、昨今の業界では、このようなことは理解されないらしい...。
うまいパスタを昼として15時には眠すぎるので帰洛。17時半過ぎ、単身赴任中の友人と珈琲をのんで駄弁り、帰宅。ネトフリを観て早々に寝落ち。さすがに疲れた。