2月21日 金曜日 晴れ
がんばって書いた内容が消え去ったので、ヤル気も消えた。最悪な気分である。「主は与え、主は取られる」である。3時半には寝た。
正午前には起床。やるべきことはあるが、思うところあり、追悼の動画を作成。いまいちダメである。チキンカツカレーを近所で食べてのち、書斎の掃除。
批評家氏が使いたいと来たので、なんだかんだ話した。男の言語空間として万能感と諦観、女のそれとしてナルシシズムと自己嫌悪を挙げて、それを現在、反出生主義が繋いでいる、というのは、面白い見立てである。そして、この反出生主義は、環境問題や非人間中心主義となると。
ドイツとロシアを、この諦観と万能感で読むあたりはおもしろい見立てだと思う。ソヴィエト宇宙主義とトルストイの差だろうか。トルストイといえば、大泉黒石の話がなど、様々に話した。
21時、家に戻る。別の友人と原罪理解の補足などをして、超自然など映像をみて、寝ようと思っていたら、友人らが書斎に集まっているという。1時半には帰ろうと思いつつ、結局、近所のビアバーに閉店までいて、4時過ぎには寝た。色々と自分の役割が見えてきた年齢である。思えば、京都らしい一日であった。
