どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

宿直明け、共同幻想、資料購入

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3月9日 月曜日 晴れ

 午前中、無事に仕事を終えて昼には贔屓の喫茶店へ。連泊に身体が慣れてしまったので、半分だと随分楽に感じる。

 吉本隆明『共同幻想論』を読み始めてみたが、なるほどと思った。5年前くらいに、似たようなことを思いついた。誰でも思いつくのだなと思うと同時に、この著者が、どうにも回りくどい書き方をするなと思う。名前しか知らないのでwikiを読むと、基本、批判と悪口ばかりが書いてあって笑ってしまった。東工大の人文学に関するセンスの謎も解けた。

 豚丼、抹茶ソフトクリームを食べて満足。読むものは大量にあるのだが、ふらっと古本屋に行くと、片岡弥吉全集が出ている。「キリシタン殉教史」は専門家に任せたいが、2巻の「踏み絵...」の解説は大変興味がある。全集をかたっぽだけ買うのものなぁ、と迷っていたらレジ横に入荷されたばかりの『日本庶民信仰史』に目がいく。なんと!

 5千円までなら買いだと思ったら、ドンピシャ本体4900円と言われ、税込5.5千円程度である。うーん、と逡巡して、踏み絵とコレをかった。散財である。が、たった数千円で、学者が調べた内容を知れるのだ。悪くはない。そして、これは完全にぼくの研究と実存、著作にダイレクトに関わる内容である。

 袋の重さに満足しながら歩いて、再び喫茶店へ。作家氏が来ており、そりゃぁ、買うわなァと笑われた。19時の電車で帰ろうと思ったが、一人親方氏に会ったので、向かいの居酒屋にて彼に付き合う。久しぶりにゆっくり楽しく話せた。鶏肝煮、唐揚げを食べた。うまい。

 体力も限界なので、20時半には電車にのって帰洛。帰宅後、ひたすら次の原稿のための下調べ。なかなか難しい。映像みて2時前には寝た。

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