どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

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仕事明け、国語か日本語か、寝不足

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5月18日 月曜日 晴れのち雨

 仕事明け。無事に仕事をおえて、職場で休憩のち贔屓の喫茶店へ。ミニあんこクロワッサン、冷やしマスケリヤ茶をキメながら、子安宣邦『日本近代思想批判』第三章 "「国語」は死して「日本語」は生まれたか" を読了。勉強になった。「国語国字問題」である。

 思想史家・子安宣邦『日本近代思想批判』 によれば「国語」とは近代国家を前提にした概念である。つまり、明治以降に表面化した問題なのだ。それは、大東亜共栄圏を目指す東アジアの盟主「近代日本」の登場とともに「日本語」問題へと変わる。

 当時、台湾も朝鮮も日本であった。ならば、いわゆる朝鮮語や台湾語は、日本語なのか。または国語なのか。つまり、「国語」がリンガ・フランカとなるために「日本語」になる必要があった。ときの政府と役人らの綱引き苦心の結果、列島外の諸言語は「方言」と言い換えられた。

 ぼくなりの近代の定義「複数の言語、超越、文化を持つ諸民族の権利再配分と利益調整」に照らせば、大東亜共栄圏における国語と日本語の相克問題こそ、日本の近代化の確かな一面だった。結果は歴史のとおりである。

 さすがに眠くなってきたので、早めに帰洛。昨晩はあまり眠れず、日中、4回ほど断続的に寝落ちした。仕事直後の休憩、バス、電車、帰宅後。0時半頃、元気になってくるので困る。歯を研いで1時前には就寝。

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