7月14日 火曜日 雨
5時半頃に起床。ためていた返信と雑務を片付ける。休みなので、昼過ぎに贔屓の喫茶店へ。世界遺産と博物館のパンフを読んだ。1850年代以降、黒船の脅威に鉄を求めて奮闘した日本。半世紀のち1901年に、八幡製鐵所が操業開始。石炭から産まれる近代日本の糧食「鉄」の街は、やがて東西冷戦の一端を担い、石油へのエネルギー転換によって衰退していく。
1850年代以来の近代日本の産業革命の夢が、第二次世界大戦での破滅というのは、本当に哀しい歴史だと思う。陸路に機関車を、海運に蒸気船を配備した侍たちの願いは、その孫や曾孫世代の血によって幕を降ろした。ひとの歩みの儚さと哀しさがある。たたら製鉄千年のあと、僅か百年。なんとも切ない。
夕方には17時過ぎには帰洛。疲れ果てている。どうにも全身のけだるさがヤバい。死ぬのかもしれない。起き上がれないくらいに疲れているが、腹もへったので、夜19時半ころ、近所のタイ料理屋へウガンダ君といってベトナム料理をたべた。食うとマシになったので、低血糖だったのかもしれない。
映像をみて、0時半には就寝。
