6月28日 月曜日 くもり
通常通り仕事。来週ワクチン接種のため早退するので引き継ぎ他連絡。午後、贔屓の喫茶店にてアニメ企画書用の原作として友人漫画家のものを預かる。帰ろうとしたら畏友作家氏やら知人らが来たので、少し残って『宗教以前』などを読んで出発。
『宗教以前』については冒頭を読んだだけであるが、自分が20年かけて考えてきたことや、その学術的前提が約60年ほど前の本に書かれているのは単純にいって気持ちがいい。最高の気分である。追いかけても追いかけても届かない知的世界の奥行がたまらない。こういう文章こそを読みたいのだ。そして、可能なら、これを読んで縦横無尽に語る友人がほしいものである。緻密に老獪に、それでいてスマートに編まれた学者たちの文章は素晴らしい。それを読み語る、それ以上の幸いはないなと思う。
夕方17時半には三条についてステーション紙カップ珈琲を堪能した。宝くじを買ったことは一度もないが、一枚かえば、それが当たったりしないだろうかと考える。疲れている証拠である。
ウガンダ君を待つ間、河原にて休憩。老人たちが横並びに等間隔カップルよろしく集まって座っている姿は、何かエモくもあり、やかましくもなかった。
あと鮎の通り道が作られていたが、その先に大きな鳥が待ち構えていたので、あぁ、弱肉強食!と思った。あの鳥を捕まえて焼き鳥にすれば寓話的である。
ウガンダ君と回転寿司へ行き、めしを食って2時間しか寝てない彼を見送り、ぼくも帰宅。映像を見ようにも疲れすぎているので、だらだらとネットをみて2時過ぎには就寝。