12月16日 木曜日 快晴
6時間のみ熟睡。ホテルは安くても十分なので変えるか否か迷ってたいたら格安なのでもう埋まったらしく連泊できないと検索で理解。予定通り、もともと予約していたところへ行くことにして、その前に、県立博物館へ見学。民俗資料のみ、撮影フリー。
古いネット仲間と数年ぶりの邂逅となり、久しぶりに島らっきょ天を食べた。うまい。取材ついでに話をきかせてもらい、七つ墓をもとめて歩いて発見。なるほど、こんなところに大きなお墓と思うが、那覇では多いらしい。
友人と別れてのち、水槽、餃子露天、交差点ARアイドル?、商店などを見たあと、本日のホテルへ。キッチンのない1Rマンションといったところで、ここが一泊3.5千円なら悪くないかもしれない。有難い。洗濯・乾燥機付きである。
夕方、沖縄に来る縁をくれたタクイさんと会い、沖縄本社という「やっぱりステーキ」へ。肉の量も申し分なく、肉々しくて大変良かった。食後、限界シャッター街を歩き、トマト・ソーダ飲んで隣の泥酔兄貴に話しかけられて過ごす。
友人の友人が店長を務めるバーへと伺い、深夜に沖縄そばをキメて就寝。疲れたが楽しい一日となった。(※以下、写真後に12/17(金)日記つづく)
12月17日 金曜日 くもり
昼前には出発。HiFiveバーガーなるご当地ベーコンバーガーをキメて、車借りて斎場御嶽を目指す。斎場御嶽は言わずとしれた琉球最高の聖地である。久高島を遠くに遥拝し、その向こう?それ自体?がニライカナイへつながる何かである。
久しぶりの沖縄ドライブを楽しんで、道の駅へ到着。やたらと警察が多く、入り口にて観光ですか?と聞かれた。どうやら交通安全強化?イベントらしい。南城市長や警察署長、ゆるキャラが集まって交通安全を励行していた。
一通り、そのイベントを眺めたのち、吹きすさぶ風に体温を奪われ、かつ腹も減ってしまったのでアイスを食べた。いよいよ歩いて世界遺産へ。亜熱帯ジャングルが織りなす複雑な構造が、風音を遠くにあるはずの潮騒のように聞かせる。小さな乱気流の発生だろう、葉や枝が一本だけ、くるくると回っている。聞きなれない鳥の声はマジムンか何かの声にさえ聞こえてくる。
なるほど、こんなところで修行すれば、たぶん何か見たり聞こえたりする人がいるのだろう。納得した。
ただひとつ不思議だったのは、左隣に黒いTシャツを着た友人がいると思って話しかけたら誰もいなかった。彼は右後ろ、遠く5㎡以上離れていた。勘違いだとは思うが、ふとユタが言っていたことを思い出す。まさか。
御嶽見学のち、バンタを見た。バンタが何を意味するのか分からないが、久米島でも同様のものを見たので、僕の理解では、高台から見下ろす海へと続く島の海岸線近い平野である。
道の駅から八重瀬、糸満まわりで那覇を目指し、途中で百名海岸を見学のち、那覇へ。車を返したあと、タコスを食べて店内のクリスマス・ツリーに両親がしてくれたことを思い出し懐かしくなった。その後、空自現役の青年に会い、こちらがただの限界中年だったので本当に申し訳なく思い、その後、沖縄における歌声喫茶の分布と歴史について考えさせられて、深夜じゅーしーおにぎりの夜食をたべて就寝。疲れたけど、不思議な一日だった。
※明日の更新も二日分、15時を予定。