読者の皆々様には、当ブログを御愛読くださり、まことに有難うございます。2021年も、可能な限り継続して参ります。お時間の許す限り、御笑覧いただけますと幸いです。
さて、新年となりました。激動の2020年を経て、何を言うべきか。正直、思い浮かびません。今回の年越しではとくに感慨も感傷もなく過ごしました。それが加齢のせいか、コロナのせいなのか、判らないなと思っています。
友人の英国司祭によると、事実として、すでに日本国内の日計感染者数がイギリス最初のロックダウン数に到達しているとのこと。今後は、いよいよ予断を許さぬ状況になるのかもしれません。医療崩壊した社会で、とにかく健康で事故や怪我を避けて暮らすことが、2021年の最大の関心事となるのでしょう。
2020年を振り返ってみれば、1-3月は博士課程を終えるのに必死でした。4月には無事に満期退学となり、コロナ禍で混乱した学内行政に嫌気がさして、非常勤講師は辞退と相成りました。
宿直とライターをかけもちながら、6月には突貫工事で研究を行い、自らの力不足を痛感しました。この夏こそは「博論と単著を見据えて学び直そう」と思った矢先、以前の取引先よりお声掛けを頂いて、7月から年末にかけてシナリオライターとして執筆し、12月末までに約20万字を生成しました。文字通りの文字土方です。
土日月と2泊3日の宿直の後、疲れも取れぬまま打ち合わせ、受注。火水でライター仕事を行い、木金でシナリオ突貫工事、なんとか〆切に提出...そしてまた宿直…。このパターンを何度も繰り返しました。間違いなく人生でもっとも忙しかった季節です。8月にいたっては「働いていた」ことしか覚えていません。
とまあ、前半は満期退学と研究の方向を考え、後半は仕事で忙殺されていた2020年でした。一方で、少し変わってきたこともあります。まず研究について言えば「やはり続けたい」と初めて理解しました。シナリオについては、読書と研究の時間を捻出するためにチーム体制に移行し、良い見通しが立ってきました。また、障害者福祉の宿直も週に一度程度がちょうど良いと判ってきました。蛇足ながら、信仰や教会との関係も、自分なりの距離が見えてきたように思います。また個人事業主としても開業したので、いよいよ社会との関係も明確になってきたということです。
要するに、2020年は研究、仕事、信仰について、自分なりの立ち位置と塩梅がだんだんと判ってきた一年でした。一方、趣味の方は変わらず充実しており、ピカード2、スタートレックTNG、ルシファー5A、SUPERNATURAL第12期までを見終えて、ディスカバリー・シーズン3最終話を待つばかりとなりました。古書漁りは控えめにしたつもりですが、それでも増えました。あと今年は、北九州~大分へ2回、滋賀、東京、名古屋、奈良を訪ねる機会があり、またgotoのおかげで何度か大阪に泊ってみました。共有書斎も無事に続いています。
さて、そして2021年です。来週、再来週と〆切があるので、明日も仕事ですが、書き仕事の幅を増やして行きたいと思います。同時に、博論と単著のどちらか一方に確実な目処をつけたい、と思っています。
2021年が皆様にとって安全で実りの多い季節となりますように。全体として見通しは暗めですが、2022年元旦には朗らかな年始挨拶をできますようにと祈るばかりです。読者の皆様に神様の祝福がありますように。行きましょう、主の平和のうちに。
暗黒にて我が告ぐることを光明にて言へ。
耳をあてて聽くことを屋の上にて宣べよ。
身を殺して靈魂をころし得ぬ者どもを懼るな、
身と靈魂とをゲヘナにて滅し得る者をおそれよ。
二羽の雀は一錢にて賣るにあらずや、
然るに、汝らの父の許なくば、その一羽も地に落つること無からん。
汝らの頭の髮までも皆かぞへらる。
この故におそるな、汝らは多くの雀よりも優るるなり。
Dear friends in abroad,
A Happy New Year!
I hope that God bless you and your precious. It has been almost 10 years ago when I was in the United states. How have you been? I am working on my doctoral thesis, with doing a writer and a caregiver for job. It will be until March 2023. I would like to say "hi" to you in the beginning of the year, it is common in Japanese culture. This is instead of my "年賀状: New year greetings card". Thankfully people in Japan still can go to outside even the covid-19. But who knows... I do pray for God's mercy upon us and the earth. I hope to see you after the pandemic. Pictures of what I saw in 2020 are below, check it out please.
"His eye on the sparrow", God bless,
KH
※以下、この一年を写真で振り返っています。続きを読むをクリックしてください。