11月29日 日曜日 晴れ
6時半過ぎには起床。7時半までには部屋を片付け、朝食をすまし、8時半のフェリーに間に合った。そのままカトリック教会へ。来るまで気付かなかったが、大分県のキリスト教の伝統は、ザビエルにまで遡る。線教会史が16-17世紀であっても、迫害とカクレと消滅を経て、教会の安定的な設立は維新以後となるというのは、大変感慨深いものがある。
カトリック教会では、15分前から祈っている老信徒がいて圧倒された。まさか、この二人かと思ったら、フィリピン人一家も含め、10人ほどは参加していたようである。祈りの朗読を頼まれたが、カトリックの信徒ではないので固辞した。が、結局、神父様が目配せしてくれたので、どうやら問題なかったようである。
ミサ後、連絡先と名前を書いて出発。思えば、この島で始まり、この島で終わった仕事である。気がつけば、教会暦は回り、新しい季節が始まっていた。
一路、大分市内へと向かった。大分市内では船員氏に挨拶。言い方が悪いが、地方都市には珍しい?かなり気合いの入った古本屋があり、思わず資料を購入。おまけまでしてくれたので大変うれしい。
なぞの昼飯を食べてのち、ザビエルという洋菓子?を土産にもらって、一路、北九州へ。大変楽しい時間だった。帰りに資さんうどんで明日のおにぎりを買いこんで、帰宅。知人ツイキャスを聞きながら、23時前には寝落ちした。