1月26日 火曜日 晴れ
午後より古典語クラスの最終日。何だかんだと学んできた古典語だが、今日で一区切りである。足掛け十年、三回目にして、やっと理解が始まりつつあるように思う。授業後、先生に誘われてお茶=麦酒と餃子へ。クラスメイトの一人が就活の話をしているのを聞いて思った。僕も、今のような状況になるのが、あと20年早ければ神童だったし、10年早ければまともだったかもしれない。しかし他人様よりは何事も10年遅れているので、結局、ただの駄目なおっさんである。
お茶をのみながら先生が今度シンポジウムで話すという、なぜ宗教改革が西側で起きたのか問題についてざっくり伺った。おもしろい。最初期の段階から様々な翻訳を持ちえた東方世界とラテン語に画一化された西方圏におけるゲルマン人ルターの欲求。ルターが求めたのは、自分たちの言語で理解できるキリスト教だった。でも、それは東方には千年以上前から存在していた。なるほどなぁ。
帰宅後、少々腰が疲れているように思うも、今週中には大丈夫になるかなと思った。夕食は残りもののエリンギとソーセージ、もやしを炒めた。夜、世にも奇妙な物語「23分間の奇蹟」という懐かしの名作をみた。憲法云々というよりは、こういう人間の素地というか傾向に興味がある。個人的には、公教育ではなくて、宗教教育における問題のほうが大きいんじゃないかと思ったり。
あと薦められてみた実松さんがやばい。おそ松さん、すげえ。