6月23日 木曜日 くもり
授業に出るまで、ぼちぼち読書。召集されて二つ発表を兆候。科学哲学=学問論Wissenschaftstheorieがメタ科学であるならば、解釈学がメタ人文学であるという指摘にはなるほどと思った。あとアイヌ関連の発表を聞いたが、ちょっと精度の低い内容で正直つらかった。せめてCiniiくらいは検索して目を通した方が良いのではないか。しかし、アイヌといえば、くまみこの雨宿りまちちゃんしか思い浮かばない。あとは、神謡集。面倒で読んでないが、前から興味はある。
授業後、晩飯は非常勤博士氏と高知くんで。大教室を二つ埋めて、登録者千人のクラスを受け持つという労働環境を聞き驚愕。人を増やせば良いのにと思うが、彼のクラスだけでなく他にも同様の状況があるからどうにもならないとのこと。彼が教える教室はまだ良いが映像でつないでいる教室は、もはや動物園と化しているらしい。動物園との違いは、そこで交尾をしないだけだとか。しかし、これでは教育の質など担保できないし、誰も得しないのではないか。某有名私大の話であるが…。友人には何とか常勤講師の仕事が見つかるのを祈るばかりである。夜、週末にある講座みたいのの打ち合わせを二時間ほど。とりあえず、これで行けるだろうか。
真理と方法 1 哲学的解釈学の要綱 (叢書・ウニベルシタス)
- 作者: ハンス・ゲオルク・ガダマー,轡田收
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 1986/08
- メディア: 単行本
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