どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:ステラの魔法、阿頼耶識、the 2nd rev.

11月21日 月曜日 くもり

 昨晩ステラの魔法を勧められていたので一話を視聴。癒される。つか、誰だっけこの声と思ってたら、普通にRe:ゼロのラムだった。役の幅が広がっていくのは良いことなので期待したい。起きてからバイト関連。出発前に30分(電話応答、メール)してガストにて朝食兼昼食で、昨晩もあった研究者に阿頼耶識の話を聞いた。業が集まり阿頼耶識となり、そこに自我(まなしき)があり、さらに六識(眼耳鼻舌身意)が働いているが、実は無明である。こういう説明であってるのか分からないが、流れが見えたのは良かった。何度聞いても覚えられないのは、やはり興味がないからだろうか。この阿頼耶とガンダム・バルバトスとは何か関係あるのかないのか。用語を借りただけなのか他にも設定があるのか。気になるところだ。

 帰宅後17-19時で2時間。片付けつつ、講演会録音を一時間きき、上司と今後30年について話す。戦後100年を目指すときが来たのかもしれぬ。近代知に形を与えネットワークを構築し、これからが今までに変わるまでに。

にっき:暦最終日、モンゴル、白い一日

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11月20日 日曜日 曇り

 朝、礼拝へ。今日は司祭が白い。なんだっけと思ったら、そうか。本日は「王であるキリスト」の祭日か。ということは、もう来週から待降節である。教会歴としてはこの日曜日が最終週なので、一年終わったのだ。早い。プロテスタントでは収穫感謝の日とかだったはず。教会暦を採用しない教派もあるし、米国ではそれらと関係なく11月最終木曜日は感謝祭Thanksgiving Dayを控えている。

 礼拝後、帰宅。少し暖かい。午後2時より何故かモンゴル人と環境保護を話し合うために、寺に召集されたので近所の旨いカツカレー屋で食べた。学生の団体が詰めかける直前に入って一席だけ空いていたところに座れたので良かった。海産物ルーのカツカレー。旨い。ほとんどの問題は、このカツカレーを食えば解決した気になるくらいうまい。

 腹も満腹になり出発。モンゴルについては「スーホの白い馬」とか相撲が強いとか、あとはチンギスハーンとか、その程度しか知らない。前知識はほとんどなく付け焼刃で伺ったが思わず多くのことを知る時間となった。行って本当に良かった。

 人口は300万人ほどで、半分がウランバートルに住んでいる。ウランバートルは煙の街と呼ばれるほどに大気汚染のひどい場所なんだとか。草原にすむ人々はゲルと車をもち、テレビアンテナもありスマホも使えるそうだ。そりゃそうか。通訳者は、成人するまで遊牧民として生きた人で、それまで文字を読めなかったが、一念発起して大学を出て、いまは数カ国語を自在に操られるのだそうな。すげえな。そしてまさかの「スーホの白い馬」の舞台が故郷なのだとか。まじかよ!?記憶違いでなければ小学校2年か、中学年くらいまでに、この話の絵本を図画工作か何かで、自作した。まだ実家のどこかにあるだろうか。

 伺った話でもっとも興味深いものは、ダライ・ラマ3世と白い柳の伝説、またテンゲルイズム(青空主義)というモンゴル人宗教学者自身によるモンゴル宗教の定義である。言及もされていたが、確かに、モンゴル帝国だけが世界宗教を平和裏に共存させた唯一の国である。話を聞けば聞くほど、漫画「ラーメン食いてぇ」を思い出したが、あとでググるとあの話はモンゴルでなくウイグル新疆自治区の話だった。

 懇親会では、モンゴルから来た御老人は、ししゃもを珍しそうに眺めて、ゲソ天を美味しいと食べられビールや日本酒を嗜まれた。78才、自分の荷物を自分で持ち、歩道橋も迷わず歩いていく屹立した姿勢と筋力に、大陸の民の力を思わずにおれなかった。

 あとは鉄血のオルフェンズに阿頼耶識が出てくるのだが、仏教研究者に改めて聞いてみたが覚えられなかった。何度きいても忘れる無我、阿頼耶識。この業がたまって阿頼耶識になる?でいいのか。

 もう一度お会いしたいと思う御老人に深く頭を下げて、握手をしたのち、友人博士と坊さんとでベローチェへ。修論は進まないが、楽しい時間である。帰宅後、オルフェンズ見て就寝。明日から修論をガシガシ進めねばならない。しかし、いつか僕に終わりの日が来たとき、僕はモンゴルの風のようになるのか、またはやっぱり車の排気ガスになってしまうのだろうか。資料として置いてあった写真集の中に広がる信じられないような美しい草原の景色、同時に、冬のモンゴルは零下35度から50度にもなるという世界。ほんの小さな不注意が死をもたらす、死が文字通り人の周囲を踊りながら近づいてくる世界。白い司祭服、白い馬、白い柳。何か心が白くなったように思える一日だった。

スーホの白い馬―モンゴル民話 (日本傑作絵本シリーズ)

スーホの白い馬―モンゴル民話 (日本傑作絵本シリーズ)

 

 

にっき:出身高校ヒエラルキー、学祭、一日

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11月19日 土曜日 曇り

 読書会へ寝坊して出席、来月2日に担当することになった。少々タイトな気もするが昔とった杵柄、たぶん、今でも話せるだろう。そうであってほしい…。で、実は大量に人がいた。何事かと思ったら学祭だった。なので食堂も空いておらず喧騒に包まれている。ゆっくり食べるという感じでもないので、読書会参加者の方と学外へ。

 今日初めて来られた女性の方と医学部に再入学した灘→東大のエリート氏と同居人たちとよく行った中華へ行った。初参加の女性の方、京都の進学校出身らしい。僕はいわゆるパンピーなので都会であれ田舎であれ受験戦争に揉まれた人間ではない。だから高校の名前で何かを察するような生活にはならなかった。たとえば、こちら。

「どこの高校出身?」と聞かれ誰がどこに就職してどの子がどこに嫁いだかまで記憶している…これが田舎あるある - Togetterまとめ

 思うに、この内容は実は偏差値の高い学校でもあり得る。大都市圏中心部の進学校の上位生徒たちは、塾や予備校を通じ、互いの名前を模試ランキングで知っているのだ。そういう意味では、田舎だけでなく、都市部のエリート層においても出身高校ヒエラルキーは観察されよう。もっとも海外でも同じで英国イートンだって似たようなものである。つまり端的にいえば、17歳くらいまでの経験が人のアイデンティティの基礎を形成するという身も蓋もない話である。

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 食後、彼らと別れ、二度とこういう機会もないだろうと運動がてら学祭を歩いてみることにした。学外からも大量の人間が来ているので、僕が歩いても通報はされないだろう、セフセフ。もっとも模擬店の類は、当然、質の高いものなどはないので全部スルー。声優の講演会があったので行ってみたが有料でチケットもないらしいので諦めた。無念。

 結果、通りがかりに入ったニコニコ動画関連のサークルでお茶をのみ、その後、校門で座って気になっていたシャーマンキングの描き下ろし完結編を読了し、サークルクラッシュ同好会の同人誌を買って、孔雀と握手し、エスペラント語について質問してから、マンガがっこうぐらし既刊を全部読んで、焼きそばを買って帰った。6時前なのに外はもう暗い。西日本とはいえ、僕の地元よりは少し日が落ちるのが早い。

 帰宅後、ひたすらダラダラとネット。やっぱり、こういう一日を過ごすと削られた心身が戻ってくる感ある。若者たちの中に身を浸したからだろうか、気分転換となる良い一日だった。にしてもサバゲ部?の皆さんの出で立ちは中々に迫力があるが、ガルパンおっさんのワイは「大洗」ワッペンを見逃さんかったで!

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