12月18日 金曜日 晴れ
朝、髪を短くしすぎたせいか、頭が痛く体調悪い。昨晩、意味不明な助教と意味不明なやり取りをして、あまりにも疲れたがリセットするために折よく届いた「野望の王国」を最後まで読んだ。橘組は安泰や…、しかし、暴力団というのは中々大変な組織である。暴力団とは関係ないが、暴力団のような厭らしいやり方で無辜の人々を訴訟沙汰にしてユスる連中の話をきいた。最低である。
頭が痛く、昼頃には立てなかった。が、今日は所要あり空港に向かわなくてはならない。とりあえず服を着替えて、なんとか向かった。途中、大阪を通り抜けたがなんだか感慨深い。深くはないのだが、多少の感傷が僕の頬を撫でていく。19二十歳の頃からの日々が、形をなさずに淀川の浪間に浮かんでは消えていくようだった。
本を読んでいたら無事に空港到着。バーガーキングを久しぶりに食べたいと思ったが、そこまで腹減ってないし高いのでやめた。しかし昼を食べなかったので、途中で、一番小さい柿の葉寿司を買って食べた。時間になり搭乗口内へ。荷物が少し多かったようで余計に3千円払わされた。oh…。
飛行機は使ったことのない路線でありLCCであったが、まあ短時間乗る分には構わない。ちょっと楽しかったのは徒歩で機内へいくこと。沖縄などではよくあるのだが、関空でもあるんだな。飛行機も、最初は米国で乗ることが多かったからベルト外して靴脱いでとやってたが、日本で国内線に乗る分には大げさでなくていい。
眼下に列島の腹が光る。どうせすぐなので狭い機内でトレルチ「ルネサンスと宗教改革」を再読・精読しようと思っていたが、ひたすら「あっち!」と喚く子供に耐える結果となった。頭に残ったのは子供の声だけだった……(白目) まあ飛行機落ちないだけ、良かったとしよう。
明石家さんまが言ったらしい。人は裸で生まれてくる、死んだときパンツはいてたら万々歳、生きてるだけで丸儲け。一般的にも言う、信者と書いて丸儲け。聖書もいう、「主は与え、主はとられる」アーメン、主よ、憐れみたまえ。キリエ、エレイソーン。夜、訪問先で食べたおでんが僕の宥めの供え物となった。はんぺんうまい。
- 作者: エルンストトレルチ,Ernst Troeltsch,内田芳明
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