どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:読書、さよならサンタ、ショコラオレンジ

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12月26日 土曜日 晴れのち雨

 午前中、読書。次の本を読み始めた。いずれも授業に追われて読めなかった教授たちの著作であるが、すでに半分以上の授業を受けているので、どんな問題設定がなされているのかが明確であり分かりやすい。

 昼食は近所のイタ飯屋へ。パスタ大盛りと前菜を頼んだ。美味しい。クリスマス用に飾られていた等身大サンタやらトナカイやらがテープで巻かれて出立準備をしている。何気ない日常の風景も、こういう誰かの仕事において成立している。大学生のときに、唯一楽しいと思ったのは法哲学の授業であった。そこで20世紀最大の発見は、世界がことばによって作られているということだと聞いた。あとで知ったが、いわゆる言語論的転回のことである。日々、無数に紡がれる路上でのためいき、心の中で湯気のように消えていくことば、ネットでのぼやき、これらの全体が人間の世界を構成している一方で、人々の無言の仕事が人間の世界とその基礎を構成しているのだ。オオムギと貝の和え物的サラダを食べながら、そして思ったよりは少し辛かった明太子パスタを食べながら、そんなことを思った。

 夕方、再び古典語ボランティア。遅れを取り戻すためであるが、少しずつ皆さんの前進が見れてうれしい限りである。ベローチェにて開催したが、ショコラオレンジがおいしかった。ココアにオレンジクリームを乗せたものだが、クリスマスの寂寥というか、それらも含めた甘い冬の飲み物という感じ。

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