どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:提出前日

1月4日 水曜日 晴れ

 朝4時くらいまで書いて10時半に起床。夕方3時過ぎくらいまで、雑用&ブログ更新。集中して何かをやると12時間後くらいまでは何かを始める気になれない。ブラック企業というのは、この12時間が短縮されすぎてオカシクなるということなのだろう。

 休憩をはさみつつ、ひたすら書く&書く&書いた一日。序論、1、2、3章の3節まで完成。4万字前後が目安なので、3万字まで到達。とにかく字数はすぐに超えるので、可能な限り資料を整理し削り、論旨を明確に明晰にせねばならない。3時22分にメールで保存。

 眠いと言わざるを得ない。文字数をひたすら削る作業&作業。本日9:00から明日16:00までが提出期間。今日中に片付けて、明日の午前中には提出して楽になりたいでござる。寝て起きて最後の12時間が勝負か。疲れた。【1/5(木)02:29 記】

にっき:親来たる、御屋敷再び、冥土論

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1月3日 火曜日 曇り霧雨

 昼前、上洛した両親と飯を食う予定になるも、母が住所を間違えてメモしたのか、さらに渋滞にハマったらしく、一時間遅れて会った。どこも開いてないので、再び一昨日の喫茶店へ。正月めいた感じである。

 午後からひたすら論文を書くつもりだったが、重度障害者グループホーム務めの友人から「ぜひメイドカフェを経験させてあげたい」ということで召喚されたので、これは行くしかないと思い、急遽御帰宅。テレビで紹介されたこともある彼に会えてうれしかった。ビールを奢らせてもらった後、居合わせたネット仲間とピザ食べて、初チェキを頂いた後、2時間論文。ピザ、美味しいけど、かなり重い。

 提出期間は、明後日の木金である。間に合うか、とビビりつつ、行きしなも帰り道もパソコンを無理な体勢で開いて論文を書いた。無理やりやれば、どんな場所でも何ページかは書けるものだ。冥土に関する論文をメイドさんたちに支えられて書いて、往復電車含む7時間作業の果てに結論までの詳細な論理構成がみえたので、遠回りでなく最短距離だったことに気づいた。または防御反応でそう思ったのかもしれない。

にっき:初詣、作家&坊主、死生観

1月2日 月曜日 晴れ時々くもり

 11時前に起床。13時半過ぎ、明日でも良かったが初詣にいっていないので、御屋敷へと御帰宅することにした。新年最初の一人になることを考えたが、乗車中に本を読むための準備をしていたら遅くなった。ほぼ終点から終点なので一時間座って読めるのは毎度のことながら良い時間だ。

 ただ年始ということもあり普段は見かけない家族連れがやたらと多く、ちょっと驚いた。そうか、そういう時期だしな。子供たちがうるさいのはともかく、ちょっと呆れつつも笑ってしまったのが、母娘とみられる親子。母は70前、娘は子連れの40代といったところか。別々に座ったらしく、娘の名前を大きな声で車内で呼んでいた。そして、それを聞いてキレる娘。もう何がなんだか...笑える。

 御屋敷到着。新年だし、そんなに人もいないだろうと思ったら、ほぼ満席。まじかよ、訓練された旦那様方はんぱねぇ...(白目) とはいえ独身で年末年始も帰省する必要がなく、休みがとれる場合、別段やることもないので、外に出るついでに御屋敷に来て珈琲飲むというのはさもありなん考えである。まさに、僕がそれをしてるわけだし。いや、やること(修論)あるんだけど...。

 相席前提で座ったら、しばらくして相席に。四人席テーブルなので対角線上に座るのかと思いきや、目の前に座られる。ん?と思ったが、まあ。何度か見かけたことのある顔だったので話しかけようと思ったら、どうやら独り言らしい。まじかよ。注文を聞きにきたメイドさんとは8割方会話が成立していたが、僕には関心ないご様子。愛想で会釈くらいしようかと思ったが、彼の見た目のDQNっぽさに、草食系オタ姿のワイは緊張しつつ黙って読書に勤しんだ。

 「おかえりなさいませ、旦那さま」しばらくすると友人作家が現れたので、彼と空いた別の席へと案内されて新作の構想などを聞く。書籍化を引き受けてくれる出版社は確かにないだろうけど、めちゃくちゃ面白い話だった。ぜひ書いてほしい。その後、教団事務所に用事があって通りかかった坊さんの友人もそこに加わり、成り行きで新年会めいた感じ。

 修論を書くつもりで用意もしてきたが、作家氏と濃い話をする機会でもあり、ぐいぐいと話し閉館時間。そういえば年末年始ダイヤ?なので、終電の時間はどうなっているのだろうと、ちょっと不安になったが無事に準急に座れたので良かった。

 行きしなは家族連れが多く、帰りは人が少なかった。乗車の友は「日本人の死生観」である。柳田、折口における死生観の箇所を読んでいたからか。やたら座席の隙間から暖房が出る熱い座席に座り、暗い駅をいくつも通り過ぎていると、幽冥か異界他界へとつながるような思いがした。

 21世紀の死生観に関する作品紹介から始まり、江戸時代と明治の連続性・非連続性を文学史を中心に、現代までひも解いていく内容である。副題が、明治武士道から「おくりびと」へ、である。3.11以後まで射程に入っているのでかなり面白い。僕のような門外漢にとって、良い死生学入門である。

 ホームで20分立ったまま特急を待つよりも、座ったまま読書できたほうが良かった。準急あなどれない。なかなか良い初詣だった。帰宅後、続けて作業。三時に寝た。

日本人の死生観を読む 明治武士道から「おくりびと」へ (朝日選書)

日本人の死生観を読む 明治武士道から「おくりびと」へ (朝日選書)