どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:送別会

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3月11日 土曜日 晴れ

 起きて身支度をして学校へ。東北の震災より6年。あの日、北米東部標準時では深夜だった。三日ほど眠れなかった。2011年5月末に帰国し、翌年3月11日は確か日曜日だった。あれから5年も経った。

 午前中、やはりエアコン修理を延期して正解だったと思った。今朝、対応するのは無理だったな。しばらく寒いが仕方ない。鍵を閉めて読書会へ。晴れている。その後、なぜかやたら年寄の多い学食に座れなかったので、別の生協食堂へ。ここも人が多い。今日は何かあったのだろうか。

 午後、修論の研究室OBへのお披露目会。開始後、会場を抜けて印刷。その後、自分の発表。なんというか、同期はJDSのお嬢さんたちだったわけだが、皆、優秀である。質問という名の演説&説教&指導(白目)に耐え、「…については、全くわからないのですが二点だけ…【意訳】今から殴るから歯を食いしばれ」をやり過ごしたJDSたちに惜しみない賛辞を送りたい。自身の発表についても、文字通り各分野最高峰の爺さま方(全員ネテロ級)に一発ずつ、合計四発殴られたけど辛うじて立ってたので良しとする。なお腕は持って行かれた模様…ゴフッ(´ཀ`... 最後に発表した中国人留学生氏のはきはきした挨拶に、こんな若者の多い国なら、そりゃ負けるわなと意味不明な愛国心を持った。

 夕方、予定していたバイトがなくなったので、別の翻訳バイトをするために帰宅するか否か迷ったが、まあ二度もない機会であり、一応僕も、もてなされる側であるので参加した。一年ぶり?くらいにあった聴講生の方がおり、彼女は修道会入りが決まったとのこと。おおー、すげえ。何度か教会で会ったことのある人なので、良い報告を頂いて嬉しく思った。

 帰り道、指導教授に送るためと僕の記録のために、卒論・修論提出者の写真を一枚とった。就職、進学それぞれである。このうち三名は中々会うこともなかろう。彼らと同期として関わることもなかったが、おっさんとしては優秀な若者たちの活躍と飛翔を願うばかりである。おっさん、何もしてやれんが応援はしておる。あなたがたに神の祝福があるように。行きましょう。主の平和のうちに。

 「それじゃ、これで、お元気で」挨拶をして歩き出す。受験も講義も終わり春休みの構内は静かで暗い。春宵の月は丸く、星が見える。終わったのか。何とも変な気分だ。当初、出るのが嫌で仕方ない本日のイベントだったが、良い意味での一区切りである。約3年前、沖縄のあと京都に流れついた。これからもしばらく僕の京都暮らしは続く。原付で走る東大路の風はまだまだ冷たかった。


「ブレイブウィッチーズ」Blu-ray&DVD収録版オープニング映像<ノンテロップ版>

にっき:エアコン壊れる、命名、若者の夢

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3月10日 金曜日 曇り

 昼夜逆転とまではいかないが、昼前まで寝る生活が続いている。今日にいたっては、4時過ぎに寝たので、12時半だった。7時間も寝れば十分なのだが、アカン生活である。PCを開くとチャットやらメールやら、ないと思っていた翻訳バイトやらの連絡が来ている。返信したら14時過ぎ。その後、ブログ更新。

 つか寒い。気づくと、なぜかエアコンがつかない。最近、昼は暖かくなってきたのに未だ夜はかなり冷える。しかし参ったな…。電話したら窓口が違うと云われ、案内したところに電話すると大家の許可を得てからにせよ、と云われた。外で音がしていたので、庭の整備をしておられる大家さんに伺うと快諾。なので再び電話すると、明日以降だが、いつにしたものか。こういう予定外の予定が無理やり入ってくると豆腐メンタルなので発狂しそうである。

 いろいろと考えたが、明日午前を予約するもキャンセルした。朝、先日頼んだエプソンの汎用ランプが団着。イエス・キリストは死んで三日目に甦った。うちのプロジェクタ君EPSON EB-S02も、3月8日の夜に逝き、3月10日の朝、三日目に復活した。これが復活祭の真義、実に復活!復活に伴い、この5年間を振り返り、10年前を思った。戻ってきてくれたプロジェクタの名前を改めて読んで命名することにした。素読で「エプソンえびす君」である。これからもよろしくお願いしたい。以下、友人に乗ってつくってみた川柳である。邦魚は、この国では珍しいキリスト教徒だから、そういう名前にした。とにかく無事に甦ってくれて本当にうれしい。

三月八日、水曜深夜
 「プロジェクタ瞑りて黙す五年のち」邦魚
三月十日、金曜午後
 「復活祭 甦りしはプロジェクタ」同

 夜、予定外だったが、ネット仲間より連絡があったので、メシを食うついでに三条まで出て人に会った。役者・クリエイター志望の若者である。仕事しながら夢を追いかけているとのこと。世の中、楽しいものが増えることは良いことなので、作品なり何かが出てくることを期待したい。ぜひ頑張って大成して頂きたいものである。

 晩飯はコメダ珈琲のフィッシュバーガー。今度はハンバーガーを頼みたいが、佐世保を超えるものは中々ないかもしれない。Arby'sかウェンディーズへ行きたいこの頃である。あと今度来たら、豆菓子買って帰る。

 帰宅後、明日の発表準備。もう色々と疲れているので、さっとやって終了。

にっき:ミクorザクの日、排耶書、ライスコロッケ

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3月9日 木曜日 曇り時々晴れ

 午前中、友人のお坊さんに勧められて買った漫画が届いた。映画「沈黙」をみてキリシタン文学に興味出てきたという話をしたら、諸星大二郎「生命の木」を推薦頂いたのだ。さっそく読み始めたら、長崎カクレキリシタンに伝わる異伝「天地始之事」が出てきたので、本棚の奥から「排耶書」引っぱり出して原文読むことにした。「闇の聖書」も注文したしアガってる。しかし諸星大二郎って人のマンガ、影鰐的な世界観でめちゃくちゃ好みである。というか、こちらのほうが先なのだろうけれど。

 先週も木曜日を気晴らしにつかったせいか、一週間後である今日も気晴らしをしたい気分。明日明後日のことを考えるとやることは山積みなのだが、いたしかたない。どうしようか迷っていたらラノベ作家の友人が付き合ってくれるというので、電車に乗って大阪へ出た。

 御屋敷では、本日フェミニンの日ということで、メイドさんたちの衣装がそういう趣向となっている。「女性的」というのは非常に難しい問題であり、目上の友人である中東住まいの文献学者が「女とは概念である」と云われていたことを思いだした。それぞれの考える「フェミニン」が具体化するとこうなるのかと思って興味深かった。

 諸星大二郎が宮崎パヤオに影響を与えたとか文学とは何か問題みたいな楽しい話をした。4月から研究とバイトに明け暮れねばならないが、一週間の予定をきちんと立ててそれを遂行貫徹突貫せねばならない。そんなことを話しながら、界隈を少し歩いて、超絶久しぶりにカプリチョーザに座った。大学生時分、キリスト教のサークルがあり、その集まりのあと、よく皆で行った。あの頃と同じくライスコロッケも売っていたが、カルツォーネはもうなかった。まだ二十歳かそこそこだったわけだが、当時の梅田界隈にはヨドバシカメラが建設を始めたばかりであり、グランフロントなどは影も形もなかった。ふとそんな過去の影を思い出した。

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