にっき：赤玉子、仕事、疲れ

4月16日　日曜日　晴れ

　昨晩、正教の礼拝に出たので午前中はゆっくり。２時間立ちっぱなしはキツイ。ちょっと足が疲れている。朝は昨晩買った赤玉子。赤い玉子などありえない、ありえないことが起きたという意味でのイエスの復活、そういう意味で食べるんだとか。ロシア菓子のクリーチも手に入れたが、ロシアの習慣なんだろうか。

　昼、大学最寄駅付近でパスタを食べて、14時より仕事。駆け出しの研究者として何か話せと言われたので、思うところを述べてきた。個人的には周囲からのレッテル、名前や自画像の問題なので、僕を誰がなんと呼ぼうと大した問題ではないように思うのだが、他の人はそうでないのだろうか。

　お疲れの友人作家氏にもお付き合い頂き悪いことをした。彼は、このまま東京へ帰る。仕事そのものは、少人数ながら久しぶりに会った人もあり、反応もあったので悪くはなかったのだろうか。仕事後、お茶を飲みにいき、早い夕食でハンバーガーを食べた。帰り道、荷物も重いし、あまりに疲れているのでタクシーを探したが中々見つからない。歩いている間に家に帰れたんではないかと思いつつ、無事に拾って帰宅。

　バイトが一件残っているが、これで3月中旬より予定していた多くの事柄を一通り終えたことになる。しかし疲れた。

にっき：お寺、数学博士、復活祭

4月15日　土曜日　雨のち晴れ、曇り

　今日は忙しかった。午前中、研究室に図書の寄贈があるので文庫化と分け前を頂くためにと教授より連絡があり学内へ。どう見ても研究用のラインナップだったが、故人はそうでないらしい。寄贈者のお父上は、退職後のために買い揃えていたらしいが、どうするでもなく、残していたとのこと。共同利用できるように整備して残したい。

　午後、友人の坊さん主催のお寺でのイベントに参加。行く前に買い出しの手伝いで飲料やら袋菓子を大量に買った。雨があがると葉桜がきれいだった。パシャっと写真を撮っていたら、その間に同行者がキリスト教カルトに勧誘されていた。ううむ、この微妙さよ。部外者を出禁にする方法とかないんだろうか。警察に通報してもしかたないだろうし。あとでググったら２ｃｈで「行ってはいけない教会」にランクインしていた。にしても天気予報とは違って、晴れている。大雨だと聞いていたが、このまま天気は持つだろうか。

　午後から夕方にかけてイベント参加。前提が多く難しい話だった。芸術的感性がないから仕方ないなという感じ。ただ久しぶりに会う友人たちもあり良い時間だった。懇親会にも残り話を聞いていたら数学博士がいた。大学院生なので、周囲には腐るほど博士はいるのだが、数学のPh.Dは珍しい。初めて会ったかも。レアキャラゲットである。「２」とはあまり良い思い出がない、という話をしてくれて、数学者ってすげええと思った。楽しい。

　夜、どうしようかと迷ったが、正教会の復活大祭へ。去年はいかなかったが、今年は起きていたし、以前よりも距離が近いので参加。到着したら、ちょうど外周するところだったので、歌う行列に僕も参加した。「ハリストス復活し死を以て死を滅ぼし墓にある者に、命を賜えり」人々の声が祈りとなって夜空へのぼる。「ハリストス復活！」「実に復活！」司祭と会衆の掛け合いが、世界に新しい季節の到来を告げている。アミン。

にっき：バイト、地備餌、桜

4月14日　金曜日　晴れ

　明日は雨らしく、桜も今日で見納めであろうが、本日はバイト日である。滞在中の友人が大阪に出て、御屋敷に挨拶にいくというので、これは僕もいかねばならない（使命感）と思って、同行した。目的は、イベントのチラシをもらいに行くことである。心斎橋でカレーを食べて、歩いて御帰宅。その後、御屋敷にて、ひたすら、先の東京出張の内容を文字起こし＆文字起こし。重複削除と構成は編集に任せるしかない。にしてもリクールの「超過の論理」ってなんだ。一般読者には難しすぎじゃね。どうしようかな...。

　写真は、昨日午前中に撮影したもの。こういう桜を見たいんだよね。僕が恋した京都はこれである。友人いわく「年に一週間しか咲かないものを植えたことが素晴らしい」とのこと。確かに。

　夜、ネット仲間たちとジビエへいく約束あり近所にて猪肉を食べた。味が濃い気がして美味しかった。写真は友人撮影のもの。肉って感じでよい。どうでもいいが、ジビエってフランス語かよ。ずっと地備餌だと思ってた...(白目) なんか日本語っぽいし。

　せっかく京都まで皆さん出てきてくださったので、鴨川沿岸を夜桜ついでに歩くと、似たことを考える人は多いらしく、発情期を迎えたヒト族が集合していた。春である。