9時半前に起きたが寝不足でだらだらと過ごし、午前中、古本屋に立ち寄った。二年前の夏にSFファンになり、ぼちぼちと読むようになって、小松左京を見かけたら買うことにしている。今回、古本屋でたまたま一緒に買った、横田順彌『日本SFこてん古典 1 宇宙への夢』の裏みたら小松が解説書いており、小松左京『怨霊の国』解説は、横田が解説を書いていた。知らずに手にとって気づく奇遇。子弟関係？とか先輩後輩？とかなのだろうか。
帰りしな、見かけたハワイ系のアメリカンカフェにて昼食。帰宅後は寝た。にしても暑い。部屋が平屋で直射日光をもろに受けるので、クーラーを16度で全開にしても汗ばむ気温となる。
疲れて眠り、夜は少しだけ会社SNSを更新し、ゲームをやった。文科省が、東京オリンピックに向けた学徒動員で、授業と試験を延期せよというニュースをみて最初フェイクニュースかと思ったら、本当だった。正気の沙汰とは思えないが、もはや...。ボイジャーをみて一時半には寝た。
あまりに暑いが夏休みである。11時前に起床。起きぬけに、今日はどうしようかと考え、少々遠いが「夏休み」みを出すために、堺まで出かけることにした。友人のシナリオライターを誘い、いざ出発。途中、窓が映す青空が、わざとらしく夏を演出していた。最近は38度、39度という日が続いたので、それに比べると35度は涼しいのだ（錯乱）
14時には目的地に到着。途中、天下茶屋を通ったが、かなり大きな駅で驚いた。印象では西成近辺の都市の荒廃したスラム街にある世紀末無人駅（友人シナリオライターに言わせればヨハネスブルグ）の印象だった。が、関空へ向かうためのハブ駅として相当に栄えている印象である。
人口80万人超、府内で大阪市に次ぐ政令指定都市である堺については、ほとんど知らない。とはいえ大坂の中心であり、千年の商都の中心であったはずだ。京阪神でもって三都とするのは観光向けの話で、本来、堺市または堺県は、大阪と同じ意味を持つ名前だったのではないかと思った。
かなり暑く死にそうだと思ったが、ソフトクリームとドクペを飲み、韓国で流行っているらしい大きなチーズフライドッグ？、イカ焼きを食べて朝昼兼用とした。とにかく暑い。
帰りしな、なんばに寄って、冷たいアールグレイで体を冷却。オタク仲間のフランス人が来ていたので、三人でなんだかんだと話し、楽しかった。SFドラマの話も楽しくて、久しぶりにドラマ「V」の話をした。名前だけ知っていて未見の「砂の惑星デューン」も見なくてはなるまい。
8時過ぎに帰宅。22時半頃、京都に出てきているという友人がいるので、三条近辺で会った。夏休み感のある良い一日だった。
10時頃まで寝て、会社SNSの更新と原稿の確認を昼過ぎまでやった。その後、ゆっくりしたのち、作家氏より連絡があったので贔屓の姉妹店に向かった。
文字通り、今週は何もないのでゆっくり本を読みたい。行きしな、会社に戻る記者仲間に会った。姉妹店にて畏友に会ってカレー丼セットを食べた。その後、冷房が効き過ぎて寒い席で借りた漫画を読み、喫茶店仲間と会って帰宅。途中、暑さで道路標識が溶けて曲がっていた。
夜、ボイジャーを見た。だらだらと四時半前まで起きてしまった。それと忘れる前に、とあるメイドさんから聞いた怪談をメモしておく。
ある常連客の訃報に一同みなが哀しんだ。ある日、トイレ掃除の際、鏡をみると故人が笑顔で映っていた。彼女は、もう一度来たいのかな…と怖さより切なくなった。夢だった。出勤して皆に話すと最近トイレは無人なのに人感センサーで水が流れるという。
