どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:古本を買う、人生モザイク、アンダインさん

12月9日 火曜日

 朝、某国古代の部族一覧表についての論文を問い合わせてみる。楽しみである。昨晩、どうにもテンション下がったままだったが、寝て起きればリセットした。適当だ。

 選挙にいかねばと思いつつ、住民票が以前のままなので、行かなくてはならない。棄権もありだと思うが、やはり行くことに意味があるので、行く。面倒だけど。

原始キリスト教 (岩波全書セレクション[I])

原始キリスト教 (岩波全書セレクション[I])

 

  院生氏が部屋の模様替えをしている。彼の部屋のほうが広いので、色々と良いみたいだ。が、家賃は向こうのほうが高いし。僕は安くなくては困る。もっとも、当初の予定していた部屋に入らず、結局、高い部屋になったんだけど…。

 そろそろ勉強するかと思っていたところで、某一流企業の米国支社で働く友人から連絡。何でも米国南部にいて深夜二時、明日、数億円に及ぶ発注を取るための発表があるそうで、眠れないんだとか。家族を犠牲にして(彼は全米を飛び回りながら働いているので妻子に会えるのは週末だけ)何のために働くのか分からない、一年くらい仕事辞めてゆっくりしたい、とのこと。

 一方、僕は、新卒で一度だけサラリーマンになって辞めて以降、定職を得たことがないので、なんというか、同い年でありながら、この差である(白目)妻子・財産・役職など持てるはずもなく、そもそもモテたこともない(震え声)僕からすれば、彼は完全に勝ち組なわけだが、隣の芝生の色が良くみえるらしく、彼はたびたび僕をうらやましがっている。交代できるなら、いつでも交代して良いのだが、残念ながら、彼のような高度に専門的技術を理解しつつ経済を回していくような能力を僕は持っていない。僕が回せるのは、せいぜい自分の頭くらいなのだ。くるくるくるくる、くるくるぱーん。

 夕方、大学近くの本屋に良い仕入れがあったと聞いて行ってみる。何冊か欲しいものがあったが、300円と800円の古本を購入。満足。帰宅後、勉強。捗らない。


よんでますよ!アザゼルさん アンダイン能力解説回 

 夕食はタコライスのご飯抜き。課程博士氏に最近思い人が出来たらしく、そういう話をきいた。興味深い。上手く行けばよいと思う。読書会に一人女性が来ているが、接し方が分からない。挨拶の際の声のトーンが僕も相手も低い。明らかにテンション下がり目である。学生氏にも言われたが「timeさん、若干、いない者として扱ってますよね?w」とのこと。確かにそういう感じはある。

 よく分からないが、彼女の専攻なり興味関心が僕と少々近い様子である。が、話したいことはないし、聞きたいこともなく、かつ自分の生活空間に見知らぬ異性が侵入してきていて、僕が気を遣わなくてはならない、というのは、何だか損している気もする。

 平等なんて幻想でしかないんだけれど、いわゆる英語でいうフェア・インナフと思える関係が有難い。端的にいえば機嫌の良い関係というか。もちろん、金が絡む関係というのは、そもそもフェアでないから除外。

日本思想大系〈25〉キリシタン書・排耶書 (1970年)

日本思想大系〈25〉キリシタン書・排耶書 (1970年)

 

  で、思うに、なぜ僕が、この女性が苦手なのかを考えてみたが、要するに知ったかぶりが嫌なのだ。もちろん僕も知ったかぶりを見栄ですることはある。かっこ悪く恥ずかしくみっともないことだ。また、僕の偏見でしかない狭い了見を越えて、彼女の方が僕より優秀である可能性もあろう。しかし、ある分野について一定程度の蓄積なり経験があれば、自ずから相手の力量をなんとなく推測できることもあるだろう。

 その意味で、たとえば僕が西洋古典君と話しているところに、彼女が頷いてきたりするのが、ちょっとうざい。が、うざいことからは距離を取るのが最善策なので、今後、読書会の時間は中座していよう。

 夜、あまり進まないまま勉強をだらっとして就寝。寝る前に今度別に担当する漫画原案のネームが届いていた。が、明日にしようと思ってねた。