どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:日曜日、読書、21年目

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1月17日 日曜日 晴れのり夜雨

 朝、カトリック教会へ。神父の語る教会の存在意義という話は、個人的には非常に納得のいくもので面白かった。帰ろうとすると顔見知りのシスターに声をかけられた。カトリックとプロテスタントの違いを学んで、ぜひカトリックに!とのこと。お誘いは有難いのだが、1215年の第四ラテラノ公会議と教皇不可謬権について僕は納得できそうもないので、まだ無理だな。まあ、そういうことを問わなければ、別に問題ないのだが。

 で、シスターと話していたら、こちらも顔見知りの同じ研究科に属する院生を紹介された。古代思想についての授業で確か一緒になっている。立ち話も何なのでと、彼と昼飯を食べた。

 昼食はネパールカレー。食べながら、なぜ彼がカトリックになったのかについて聞いた。色々とあったらしいが、通りがかりに入った教会で、これだと思ったらしい。不思議なこともあるもんだ。彼は東洋の大国の古典を専攻していたが研究者にはならず、4月からは大阪で働くらしい。もう一度くらい話せても楽しいかもしれない。そういえば彼と同じ名前の漫画のキャラがいたなぁ。良い日曜日である。

 帰宅後、だらだらと提出物のために読書。夕方、医学部生氏が病院にいくというので車で送迎。車庫に戻すのが面倒なので、大学構内で連絡を待ちながら、論文を読んだ。50ページは長え…。が、結局、医学部生氏の電話が壊れており、歩いて帰るということなので、僕も帰宅。

 夕食は残りものをつまんだ。食べながらフィリピンの友人から連絡。レポート書きの前に少し話した。当たり前だが、フィリピンは暑いらしく、30度を超えるらしい。一方、こちらでは冷たい大雨が降っている。その後、火曜朝のレポートを半分ほど作成した。

 今日で阪神淡路大震災から21年目を数える。一般に災害の記憶が風化するのに20年かかるという。十年に一回程度のペースで、局所的に地震や津波にみまわれるこの島嶼国家に住む以上は、忘れてはならぬことだ。あの日、僕はまだ地元にいた。物流が寸断された結果、週刊漫画が遅れたことを覚えている。東北の震災であれ他の災害被害であれ、被災者ではない。しかし、誰もが当事者であるのだ。