どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

沖縄旅行記⑤:恩納村、那覇

3/2 (日)
 礼拝へ。三度目か四度目である。何人かの方が僕の顔を覚えて下さったようで、なんとも申し訳ない。礼拝後、僕が身に覚えのない雑誌に載っていたという話を聞く。こういう嫌なことが多い業界につくづく嫌気がさす。





 帰り道、道の駅にて田芋の料理を堪能。うまい。あとなぜか蜘蛛男とヌコ様。ヌコ様に関していうと、なんだかんだ色々と問題が出そうだが、食卓に上がらない限りは問題ないんじゃなかろうか、と思った。



帰宅後、行ってみたかった喫茶店を覗くだけ覗こうと思い訪れてみる。一つは海を見晴らせる山の上にあり、もう一つは海岸にある。天気が悪いので、どちらも何ともではあるが、他に機会もないだろうしと行ってみた。山上の喫茶店は窯元に併設されており、そこで陶芸教室も行われている。自分の作品で飲むみたいなこともできるわけだ。


 




沿岸部のカフェでは「風が強くて…外でもいいんですか?」と何度も聞かれたが、普段海を見ない人間としては荒波もまた一興と思い、外で食べた。パンケーキも美味しかったけど、ソーセージが良かった。オススメである。にしても、これ晴れてる日とかに来たら絶景だろうな。また来てみたい。まったくもって僕には関係のないシャレオツっぷりである。



長い沖縄での一週間もそろそろ終わりということで、遅くまでネットのまとめなどを久しぶりに読んだ。夕食は自家製タコスで美味しかったし、在米時のタコベル何ぞを思い出したけれど、とにかく食べ過ぎである。




3/3 (月)
 明日の朝一の飛行機なので那覇で一泊。そのため、今日はバスで戻ろうと思っていた。が、友人夫妻の強いススメもあって、彼らの仕事終わりを待ち、車で那覇へ。せっかくなので、彼らだけでは行かないような場所へと思い、那覇の居酒屋へご案内。ちょうど予約席が客が来なくて空いており、すんなりと着席。適当に沖縄料理だと思うものを頼んでみた。どれも旨い。



 つか、沖縄料理というのは、庶民の工夫の旨さである。高級なものはどこに行っても高級だけど、沖縄の居酒屋で頼むべきは、普通のよくあるメニューな気がする。で、締めに頼んだゴーヤーちゃんぷるーだったが、これがまた絶品だった。彼らも自分たちで何度か試したが、こんな味にはならない、凄いと感動していた。で、なぜか店の人が細君にと紅柄のミニ巾着をくれていた。赤さん効果だろうか。合計で8千円ちょい。安いもんである。
 
 



 行きは僕の宿泊するホテルに車を泊めて、そこからグーグルの示した道を通ったわけだが、もろに風俗街だった。さすがに赤さんを連れた外国人夫妻には声をかけづらいらしく、誰にも何も言われなかった。帰り道は、明るく大きな道を通り、僕のホテルへ。楽しい時間を過ごし、両者から別々に再受験を勧められて別れた。あと、彼らが出る前に、まだ赤さんである息子君を抱いたが、びびる。しかし、人間には、こういう希望というか行き方があるのだなと思った。亜熱帯の夜雨が少し降り始めていた。

3/4 (火)
 ホテルは空港からもっとも近いし、初日のゲストハウスに千円ほど足した値段という激安で普通のビジホクオリティだったので大満足。割と疲れていたし、そそくさと就寝して、起床。







見る人が見れば分かると思うが、あの辺のホテルに泊まったのだ。タクシーを拾い空港へ。ホテルで朝食を頂いたし、A&Wという気分にはならず、珈琲を買ってゲート内へ。9時5分、定刻予定通り、いつものように鉄鳥は滑走路を蹴り出す振動と共に本州を目指した。









明石を過ぎたあたりでは既に着陸態勢になっていく。左手に関西都市圏の西端が流れていき、翼の向こうに古い港町が見えてくる。翼よ、あれが神戸だ。ということで、今回の僕の沖縄旅行は終わった。良い時間だったと思う。