どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:文化のころも、キメ、応答

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2月24日 金曜日 晴れ 寒い

 朝四時まで物を書いてしまった。昨晩布団の中にもぐってから思ったが、キリスト教と日本文化の衝突描写としての「沈黙」は、ある意味で現状をそのまま描いている。如何ともしがたい両者の関係性がよく表れているといえる。真理は文化という器にしか入らないが故に、真理と融合した文化のローカリティが、その普遍性を邪魔する。

 結果、遠藤が描いた日本 vs キリスト教みたいな話になるんだなと思った。そういう意味で、衝突は必然だった。日本は真理を含む側の無自覚なローカリティにすぐに気づくし、いわゆる西洋型のキリスト教は異文化への理解の足らぬまま、日本に接近する。んで、事故る。僕が、日本人のキリスト教徒ながらも、いまいち没入しなかった理由も、この真理と文化の関係が、なんとなくゆるく解決されつつある21世紀現在に生きてるからだな。

 午後、心を決めた。学会など3月の予定を確認し、学費工面のために電話。とりあえずの見通しが立ってきた。夜、映画「沈黙」の感想を、別の人にきいた。いわく「遠藤が投げかけた問い(=文化帝国主義への反旗)に対して、スコセッシが見事に応えてみせた」とのこと。確かに、それはそうだと思った。深夜、北米在住の友人と話した。2年ぶりくらいだろうか。お元気そうで何よりである。

 なお写真は昨晩食べたコメダ珈琲のシロノワール。うまいけど冷たいもの食べ過ぎて腹を下した。小さい方で良い。