どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

間に合った、ヴァレリアン、ベルリンの人

f:id:timelost:20180419133044j:plain

4月19日 火曜日 晴れ

 10時半前に父からの電話で起きた。予定よりは早いが、書く時間を確保したと考え、身支度を整え、研究指導開始15分前まで書き、なんとか形にした。脚注、参考文献、結語前の示唆を展開する部分はあとでも構わないので、これにて完成度9割手前といったところか。

 急ぎ学内へと向かい、印刷し、指導の時間へ。どうなるかと思っていたが、十分ということで、無事に査読投稿が可能になりそうである。

 授業後、TAで使うテキストを教授に相談。院試を目指すにしても、全員の実力がバラけ過ぎていて、どうしたものかという感じである。結局、初回TA授業では、過去問をぶっつけでやってみて各自の実力を確認してもらうところから始めることになった。

 研究室に戻ると、現代あたりを専門としたい修士新加入の人がいたので、学食での遅めの昼食に誘った。彼の専門について分かっていないことを聞き、大体の見取り図を教えてもらった。彼とはアニメあたりが接点となりそうである。

 7時前、無事に査読の一次締め切りを乗り越えた感じもあるので、観たかった映画を見にいくことにした。ヴァレリアンである。リュック・ベッソンの新作であるわりには配給規模が小さい気がするが、何か理由があるのだろうか。

 映画館につくと、モギリ屋バイトの若者たちはどうやら付き合っているらしく、就活中だという女子学生は前髪が海苔でイマイチとぼやき、長身の雰囲気イケメンは彼女の仕事明けまで待つらしい。それを眺める長靴オッサンがぼくである。が、どうやら待つわけではなく、上映時間前にはイケメンは立ち去っていった。

 批評家氏も加わって、レイトショー。いわく「父の不在」というリュック・ベッソンのテーマとともに、現代の「観光客」を宇宙全域に広げた映画をつくるとこうなるんだ、と思ったとのこと。かつ丼を食べながら、なるほどと思った。

 帰り道、もう少し話を聞きたいというと、批評家氏がベルリンと東京からアーティストが来てるので家に来ませんか、とのことで伺った。朝4時過ぎ。寝不足と酔いでべろんべろんの芸術家たちと話して、雨の東大路をたどり家に戻った。

f:id:timelost:20180419133337j:plain