9月16日 日曜日 晴れ
9時45分に起床。恩師の結婚式のために歌をつくるも、なぜか旋律を全く思い出せずに悩むという夢をみた。夢で良かった。起きぬけ、作家氏より「座頭市vsプレデター」の動画が送られてきて、思わず見てしまった。すごい。
シャワーのち、ブログ更新。バイトで高校教科書の校閲を行うのだが、その荷物が届いた。貧乏暇なしである。行きしな、昨日150円で買った、吉田満「戦艦大和」角川文庫、1968年が興味深い。巻末コメントに三島由起夫「一読者として」とあるが、これは小泉元総理の元ネタだろうか。
三島由紀夫「一読者として」
感動した。日本人のテルモピレーの戦を眼のあたりに見るようである。いかなる盲信にもせよ、原始的信仰にもせよ、戦艦大和は、依って以て人が死に得るところの一個の古い徳目、一個の偉大な道徳的規範の象徴である。その滅亡は、一つの信仰の死である。この死を前に、戦士たちは生の平等な条件と完全な規範の秩序の中に置かれ、かれらの青春ははからずも「絶対」に直めんする。この美しさは否定しえない。ある世代は別なものの中にこれを求めたが、作者の世代は戦争の中にそれを求めただけの相違である。
贔屓の喫茶店にて昼食。行きしな、九州大学の憲法学の研究者自殺の件について読む。いかんともし難い。ただただ、彼に永遠の安息のあらんことを。そして、願わくは、彼の論文が誰かに引用されんことを。
毎度のことながら職場への交通手段が悪いので面倒なのだが、実験的にバスで行くことにした。地下鉄に乗るのと同じくらいの距離歩けばバス停がある。残暑の日差し照る中、待つこと5分、定刻通りに発車。試しに乗ってみたが、乗り換えない分楽である。座れさえすれば30分はゆっくりできるので、次回も試そうと思っている。
仕事は通常通り。同僚も省エネモードで、少し体調も悪いらしく、とくに変わりなく業務をこなして終了。野菜を食べたいとの要望で、筑前煮に大根を加えたものをつくってみた。ノドには良いハズである。ミニ餃子が40個で300円、梨も売っていたので購入してみた。
1時半には就寝。