10月24日 水曜日 晴れ
11時過ぎに起床。身支度して学内へ。現代神学に関する発表の聴講。シュライアマハーなどについて良い示唆を受ける。帰宅後、少し休んでのち、原稿の打合せ。今回はぼくは編集側である。あまりに眠いので一度出て、横になり、18時くらいにラーメンを食べた。味噌チャーシューメンだが、旨かった。でも口内炎が痛い。トラフルを飲まねば。
再びメリケンダイナーへ。批評家氏とドクペを飲んだ。帰宅後、戻ってきた原稿をなおし、ドラマ、マルコポーロをみた。Dr.ストレンジの弟子で、ブラックミラーで英国の国防省の役人が、皇帝クビライだったので笑ってしまった。永遠メイド主義を初めてきいた。
夜、17年前にやめた某会社をプロフに書いている50代を見かけた。つらい。3時半過ぎに寝た。
シュライアマハー
「…人々の個々の優れた心の中から必然的に、自ずから湧き上がってくるものであり、宗教が無制約的に支配する固有の領域というのは個々の心情の中にあること、また宗教は高貴で優れた人々を感動させ、彼らの内在的な本質にふさわしいものとして認識されるだけの価値のあるものだ」
ハルナック
「神の国が到来するのは、個々人に到来するということであり、それによって個々人の魂の中に来り、それをとらえるということなのである。…ここではあらゆる外的、世界史的な意味におけるドラマティックなものはすべて消え失せ、まったく外的な将来の希望も影をひそめている」
賀川豊彦
「ハーナックは云つている。キリスト教はイエスの宗教思想を中心にしたもので、神は父で、我々は兄弟であり、十字架も甦りも大したものでないと。すると、キリスト教は思想で、実現性を欠いたものとなる。…ハーナックの思想的キリスト教は、我々の実現的キリスト教と大分差がある」
グティエレス
「根源的に神の国を告げ知らせることは、社会自身に公正な社会的渇望をあらわし、疑いのない次元、未踏の道の発見へと導く。神の国は、兄弟愛と正義にみちた社会で実現され…万人の神との完全な交わりの約束と希望を開く。政治的なものは永遠なるものへと、接ぎ木されるのである」