どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

沖縄に試しに一か月移住、第一週のまとめ。

4月16日 水曜日

なんだかんだで一週間が過ぎた。帰りのチケットを持たない旅というのは、持つ旅とは違う感覚がある。上手くは説明できないけれど。以下、簡単に振り返ってみるが、一言にすると「儀式的」な一週間だった。

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沖縄に来ることで僕の現状が何ひとつ変わるわけではないのだが、定められた手順を踏んでいるような感覚、または間隔。儀式の後に何がみえるのか、または儀式の跡には何が残るのかは分からないが、とにかく今は手順を踏んでいる。そう思うと、人生とは儀式的なものなのかもしれない、とか思うが、寂れた離島の初夏の日射しと海風には、そんなことは関係ないし、単なる自己投影であり、または再帰的なナニカなので、考えるのをやめた。

 

4/9(水)IKEAで食事後、那覇から中部へ。

4/10(木)周囲の散策。

4/11(金)読谷へ足を伸ばす。

4/12(土)久米島に到着、車海老がうまい。

4/13(日)奥武島の畳石。

4/14(月)沖縄そば、曇った港。

4/15(火)国定重要文化財、比屋定バンタ、宇江城、月と火星。

4/16(水)外出なし。長袖を一つ買う。

 

ふむ。なんなんだろう。

逗留先の提供者の今晩は、いくつかある歓迎会への出席ということで、いない。一人街を歩き、夜の寒さをしのぐための薄手のシャツを一枚かった。新品のはずだが既にほつれている。1640円かそこら。何を食べたものかと、近所のスーパーで惣菜を購入。帰宅後、久しぶりにニコ生なんぞを触ってみる。歩いていると、高校生や地元の人たちが、誰だ?こいつという感じで、一瞥は必ずくれる。ということで、儀式的に過ぎていく。

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歩きながら町の暗さと、星の明瞭さに、世界の果てにきたんじゃないのか、実はすでに人類はほろんでいて、この町だけが生き残っているのではないかと錯覚するような、そんな思いのする夜だった。儀式の四分の一は既に過ぎたのである。