どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:Lord of Chickens with Harvard Ph.D、同人、火星

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5月31日 火曜日 晴れ

 午前中「明日が宝くじの締切だろ、忘れてないだろな?ふぁっく(意訳)」というメールが事務から届く。当たればラッキーだが、この手の拘束を考えると良いのか悪いのか分からない。午後、授業まで時間があるので本を半分読んだ。かなりおもしろい。クラス後、先生に誘われ鳥貴族へ。平日の夜にも関わらず店内は大盛況。おそらく学生たちの何かの会があるのだろう。喧しくケタタマシイ店内でカウンターに座った。すぐに隣に若い女性が二人着席。ちょっと狭い。聞こえてくるのは「こんなに人がたくさんいるのに良い出会いがない」という会話。謎空間である。

 ところで先生はハーバード出なのに非常勤講師である。政治や事務にもう少し敏感であれば国と分野を代表する人として知られていた人だろうが、生来の学者気質なせいで、色々と棒に振った人である。もっとも東大出たのに東南アジアでニートをやってる友人もいるので、人文系を極めるというのは結局、生活も窮まっていくとか、そういう運命なのかもしれない。皆がヴェイユほど高潔でないにせよ。ハーバード出て非常勤、東大出てニート、なんか納得してしまう事例である。

 古代語をゴリゴリと読んだあとの鳥貴族で「君はヒラリーの側ではなく、サンダースの側の人間であることを自覚したほうがよい!」と言われながら楽しく美味しく焼鳥をつついた。

 そういえばB.サンダースが一人27ドルの支援を民草から引き受けて立つ一方、ヒラリーの支持者たちは一人で2.7万ドルは軽く支払えるという対照はおもしろい。その二人が互角に戦う背後にある「人間の感覚」または宗教性、またはその基底としての人類史と古代語の世界。先生が「今日は、この前の仕事で金もってるから奢ってやろう」と言ってくださった鳥貴族の会計は折しも2700円程度。もしかするとサンダースが勝つかもしれない。先生の父もまた一部では非常に有名な傑物であった。いま評伝を読んでいるが、マックス・ウェーバーのいう「カリスマ」的父あってこその、我が古代語恩師か。

 表に出ない歴史を感じる夕餉の余韻の中、学校に向かって歩きながら、去年と前回やった研究会の内容を同人誌にしようと思い立ったので、広島の友人に電話。快諾を頂いたので有り難い。可能なら引っ越しまでに、ぜひとも年内には形にしたい。帰る前に研究室に立ち寄り、勝手にwin10に成り上がろうとしたPCを元に戻した。ウイルスだろ、これ…。つかwin10にしたらダメだって学内システム管理から言われてるんだぞ、マイクロソフト、聞いてるか?Tayとかで遊んでる場合じゃねえだろ…。

 帰宅後、そういえば火星が見えると聞いていたので外を再び歩いてみたが、どれが火星か分からなかった。南と西の空にひときわ大きく輝く星がそれぞれあったが、印象的には南のが赤い気がした。いつか火星でジャガイモを栽培してみたいものである。深夜、次はどのアニメをみれば良いか?と友人より連絡があったが、それは難問である。とりあえず、こちらのブログさんを参考にするのは良いかもしれない。この企画は良い。