1月21日 日曜日 晴れ
旧友と会い一緒に祈ることになった。彼が祈り終えた瞬間、目が覚めた。そして目が覚めつつ、彼の祈りに答えて、ぼくは夢だと理解しつつ口にして祈っていた。珍しい朝もあるものだ。
昨年の夏以来、太平洋弧について考えてきたが、その構想は、ある知性の問いかけによって、ついに昨晩その全容をほぼ現したといえる。それもあって、朝、夢と現実のはざまで、僕は祈っていたのだろう。
おりしも教会にて聞き開いた聖書が岸辺における話であった。なんともメモリアルではないか。
教会のち京都文フリに知人が来ているので、挨拶へ。夕方より仕事なので、時間がなかったが、来ていた二組に挨拶できて良かった。
夕方より仕事。柳田國男の民俗学評を読んでいるが、興味深い。というかサンカって創作だと思っていたが、一応実際にいたということか。ますます面白い話である。
夕食は変な組み合わせだが、シチューをつくり、ししゃも、チンゲン菜の和え物である。明日は午後より雨となるというが、干してきた洗濯ものは、たぶん間に合わずに濡れてしまうだろう。