4月7日 火曜日 晴れ
10時、朝起きたら約四分前にチャットが届いていることに気付く。古代語の先生からである。何かと思ったら、前回忘れた帽子を届けてくれたとのこと。さすがに、ここまで出て来てくれたのに、御礼も言わず返すわけにはいかないので、のそのそとダッシュで起き出して身支度。近所の喫茶店でモーニングを食べた。
昨今の暗い現況も話しつつ、人類学と神話・宗教、言語学、占星術の話をしつつ、ウイルス研究所前の桜をみた午前中となった。明日以降の緊急事態宣言を考えて、帽子を返すついでに顔をみようと思って下さったとのこと。有難い。
折しもナショジオで初期人類3種が同時期に存在していたというニュース。おもしろいものである。
午後、大学事務より再びゴミのような連絡が来る。また二転三転。ナメている。怒り心頭、発狂乱舞。なぜ、ぼくと同僚の時給が違うのかを聞いてみると、どうやら年齢・経験の差らしい。10歳差が時給にして千円変わると。つまり、このゴミ大学にとって、ぼくの一年は100円である。最初から額面を明示してほしい。それにしても、後出し小出しで条件と情報を出すのは、組織として一番ダメだと思うのだが、果たして。コロナ災禍とは無関係にダメな組織である。正直、すでにこれらの迷惑料で、もはや時給を超えている。
夕刻、ラーメンを同僚氏とラーメンを食したのち、学内のベンチにて花見再び。地下の購買で駄菓子類を買った。カラスがもの欲しそうにこちらを見つめていたので、ぽてちをあげた。こちらが動かなければ、かなり近くまでやってくる。しかし、近づくと逃げる。恐竜の子孫のはずであるが、存外にかれらは賢かったのだろう。
19時前、久しぶりに会った非常勤講師の友人とサイゼへ。パエリヤだったかターメリック海鮮めしをつまみながら、最近考えている構想について話していたら21時半を回っていた。
ぼくが博士課程に入る前にすでに博士課程にいた哲学徒である。4つ下だったか、年若い明晰な人であり、前々から尊敬の念を失ったことはないが、今回もそれを新たにした。良い時間となった。
帰宅後、だらだらと過ごす。だらだらし過ぎて、朝4時前から4時間かけて無料公開されてる漫画『ジンメン』全13巻読了。前半のホラー・テイストは良かった。そしてタイムリーなウイルス進化説。後半はジュラシックパーク、テラフォーマーズばりのバトルものだった。久しぶりに徹夜でマンガ。なかなか疲れた。